いつの間にか京都の早春を飾る年中行事になってきました、東山界隈の花灯路。
厳しかった寒さも一段落した夜、出掛けてきました。
パンフレットを頂いて、まず清水寺門前から、清水坂、産寧坂、二年坂を経て一念坂を歩き、法観寺、石部小路から高台寺、大雲院前を通り円山公園へ、そして知恩院にてタイムオーバーとなりました。
平日にも関わらず、どこもかしこも多くの人で賑わっていました。
多くの外国人観光客も見受けられ、外国語が飛び交っていました。
当日配られていた、パンフレットです。
清水寺の門前です。夜間拝観が行われていました。
清水坂です。
清水坂の行灯です。
清水坂の大日堂の門前には、いけばながライトに照らし出されていました。
清水坂から産寧坂への階段です。
産寧坂の商店などが明るく店を開けていました。
二年坂です。
二年坂です。
一念坂への入口です。
高台寺公園の行灯式の道案内です。
高台寺から見る法観寺(八坂の塔)は、ライトに美しく映えて人目を惹きます。
法観寺(八坂の塔)の前の「金剛寺」通称「八坂庚申堂」で、コンニャク封じで知られています。
法観寺(八坂の塔)です。
八坂界隈が紹介される時には、必ずと言っていいほど登場する塔です。
聖徳太子が創建したと伝えられています。
現在の塔は永享12年(1440年)足利義教により再建されたものです。
八坂通りからの眺めです。
八坂通りから二年坂に抜ける道です。
ちょっと変わった風景が見られました。
高台寺前の「ねねの道」を狐の嫁入りの行列が、高張り提灯を先頭にやって来ました。
人力車に乗った狐の花嫁です。
ねねの道を北上して、突き当たりが大雲院の門前です、祇園閣も少し見えます。
門前には生け花が展示してありました。
大雲院の土塀沿いを円山公園に向かいます。
円山公園に設置されていた行灯で、京都の伝統金属工芸技術で作成されたものです。
大谷祖廟の参道もライトアップされ、生け花の展示もありました。
円山公園には、昨秋、粟田神社の夜渡り神事に巡行した大灯呂が協賛参加して、5基展示されていました。
一つ目小僧です。
合槌稲荷です。
烏天狗です。他に、八岐大蛇や牛頭天王もありました。
円山公園に設置されていた、創作行灯デザインコンペの第一回最優秀作品「洛花灯」を上から覗いたところです。
その作品群です。
円山公園の池畔に、各派の現代生け花展がライトアップされて、数多く展示されていました。
知恩院の国宝三門が美しく東山を背景に浮かび上がっていました。
案内パンフレットの散策順路と所要時間です。
青蓮院まで足を延ばすつもりでしたが、この門前にてタイムオーバーとなり、本年の花灯路散策は打ち止めとなりました。
昼間と違って、夜の散策も趣が変わって楽しいものです。