三月に入り、京都御苑の梅だよりをみて、早春の京都御所を散策してきました。
蛤御門から入って白雲神社の横の梅林を巡り、枇杷殿跡から、御所の西側を北に、中立売御門を過ぎて、縣井をみて、乾御門近くのサザンカが満開でした。
その後、近衛邸跡から近衛池を巡り、中山邸跡より今出川通りに出て終わりました。
梅林です。
白梅、紅梅と美しく可憐に咲いていました。
散策している人が、思い思いに楽しんでいました。
出水の小川の梅の木です。
梅林の側に枇杷殿跡（びわでんあと）があります。
駒札が立っています。
平安時代前期、藤原基経から三男仲平に伝えられ、敷地内には宝物を満たした蔵が並んでいたと言われている場所です。
縣井（あがたい）
昔、この井戸のそばに縣宮という社があり、地方官吏として出世を願う者は、この井戸の水で身を清めて祈願して、宮中に上ったと伝えられます。
この付近は、江戸時代まで五摂家の一つ、一条家の屋敷跡となっていました。
（中立売御門を入って北に行ったところにあります。）
乾御門から、今出川御門に抜ける散策道周辺に、サザンカが咲き乱れていました。
近衛邸跡
五摂家の一つ、近衛家の屋敷のあったところです。
東側に近衛池として現在も残っています。
（京都御苑の西北の場所にあります。）
近衛池です、
池のほとりは、糸桜の名所となっています。
中山邸跡です。
幕末期の公家大納言中山忠能の屋敷跡で、明治天皇誕生の地です。
（今出川御門を入ったところにあります。）
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