2013年8月アーカイブ

 NHKの大河ドラマ「八重の桜」で脚光を浴びている同志社。ドラマの舞台はいよいよ京都に移り、佳境に入ってきました。

 同志社キャンパスは、京田辺市にある、京田辺校地と、京都中心部の今出川校地、北に位置する岩倉校地、大阪圏内にある、香里校地に分かれています。

 京田辺市の、自然環境に恵まれた、丘陵地に展開する広大なキャンパス。ここには、大学(女子大を含む)と国際学院、初等部、中学、高校があります。
 また、京都市の北方、緑の豊かな岩倉校地には、小学校、中学、高校があり。そして京阪電車、香里駅を降りると、閑静な山の手に位置するところに、同志社香里中学、高校が
 があります。
 
 そして、この度、訪れたのは、明治の始めの開学以来の、伝統ある建学精神に基づく重厚な建物群と、京都御苑や相国寺などに囲まれた、素晴らしい環境の今出川校地です。
 
 今出川校地は、新町キャンパス、室町キャンパス、烏丸キャンパス、今出川キャンパスに、大きく分かれています。今回、その今出川キャンパスを訪ねました。
 
 同志社は1875年(明治8年)創立の英学校に始まり。翌1876年、現在地に、木造二階建ての校舎二棟と、食堂一棟が建築され、これが今出川キャンパスの始まりです。以来、新島襄の建学精神を重んじ、発展を続けてきました。


 見学者の為の案内パンフレットです。折畳みの新聞紙大で、今出川校地と京田辺校地の、表裏で作成されています。
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キャンパスの地図です。(同志社大学ホームページから転載しました)

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 京都御苑の、今出川御門前から北方、相国寺方面を眺めました。道路左側に同志社大学、道路右側に同志社女子大学、続いて同志社女子中学高校があります。
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同志社大学正門です。
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 正門を入ると、すぐ正面に、創立者、新島襄の「良心碑」が説明版と共に、建てられています。
(良心之全身ニ充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲ)と自筆の文字が刻まれています。
この碑は、同志社教育のシンボルとして、新島の想いを今日に、伝え続けています。
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「有終館」重要文化財 最初は書籍館と呼ばれ、同志社最初の図書館です。D.Cグリーンによって設計され、1887年(明治20年)に建設されました。
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「クラーク記念館」 重要文化財  B.W.クラーク夫妻の寄付により1894年(明治27年)に竣工しました。
天を突く尖塔は、同志社のシンボルです。
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「クラーク記念館」 重要文化財 
クラーク神学館として、神学教育と研究に利用されていました。
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レンガと石造りの組み合せの、素晴らしい入口です。
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入口内部から、格子枠の中にクラーク・メモリアルホールの、文字が浮かび上がります。
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階段を上がったところ、二階のホールです。
階段と言い、出入口と言い、装飾を施した重厚な造りになっています。
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「ハリス理化学館」 重要文化財
1890年(明治23年)A.N.ハンセン設計により竣工しました。
 現在は、新島襄や、同志社関係の展示を行う、同志社記念ギャラリーになっています。
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「礼拝堂」(チャペル)重要文化財 1886年(明治19年)竣工、D.C.グリーンによる設計です。
 プロテスタントのレンガ造りのチャペルとして、日本に現存する建物として最古のものです。
敬虔な祈りを捧げるに相応しい建物です。
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「彰栄館」 重要文化財
1884年(明治17年)竣工。D.C.グリーンによる設計です。
塔屋は鐘塔と、時計塔を兼ねています。毎朝の礼拝を告げる鐘の音が、美しく響いたそうです。
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同志社中学校の「記念碑」
 2010年(平成22年)同志社中学校が、今出川校地から、岩倉校地に移転したことを記念して、設置されました。
 また、1976年(昭和51年)に廃校になった、夜間定時制の、同志社商業高等学校も、同じ場所にありましたが。その存在を知る人は、関係者以外、そう多くはないと思います。 現在、跡地は大学のキャンパスになっています。
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これまで、伝統的な由緒ある建物を見てきましたが。ここで未来を志向し、新しい建物を紹介したいと思います。

「良心館」2012年(平成24年)10月竣工した、地下2階、地上5階の新しい建物です。
 新島襄の(同志社大学設立旨意)から引用し、良心館と命名されました。
西門から入ったところから見たところです。
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入口を入った、広々としたエントランスホールです。
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 一階から地下のラウンジを見ています。右側には大きな書籍売場や、コンビニがあり、学生の便に供しています。
 また正面には、大きな食堂があります。どこもゆったりとした、雰囲気を感じさせる建物です。
 2階から5階は勉学に勤しむ為の、新しい設備を整え、未来の同志社の学問の拠点として、生かされていくものと感じます。
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烏丸通りから見た、良心館入口です。
 同志社キャンパス、そのものが伝統にのっとり、新しい建物も、レンガ色に統一され、落着いた雰囲気を醸し出しています。
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今出川キャンパスの「西門」です。烏丸通りに面し、初めての人は、正門と間違えそうで、地下鉄今出川駅と直結し、便利になりました。
 左端には、薩摩藩邸跡の石碑が建っています。正面に見える建物は彰栄館です。
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薩摩藩邸跡の石碑です。
 幕末から明治時代に至る、波乱の歴史を偲ばせます。
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「寒梅館」です、烏丸通りの西側にあります。室町キャンパスと言われますが、今出川キャンパスの一部でしょう。
 市民に開かれた交流の場として、コンサートホールやレストランを併設して、一般の人々も出入りしています。
最近では、殆どのイベントがここで開かれています。
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入口を入った、エントランスホールです。いつも学生たちで賑わっています。
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 今迄、相国寺道の左側、大学キャンパスを見てきましたが。次は、相国寺道の右側、同志社女子大学、それに続く同志社女子中学高校を見てみたいと思います。


「啓明館」登録有形文化財です。
 1920年(大正9年)の建築で、W.M.ヴォーリズが設計しました。大学開校のシンボルとなる建物です。
旧の図書館で、現在は人文科学研究所、資料センターなどに使用されています。
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「アーモスト館」 登録有形文化財です。相国寺道からの全景です。
 1932年(大正7年)3月、W.M.ヴォーリズが設計し竣工しました。
かっては学生寮でしたが、現在は外国人研究者の、長期滞在宿泊施設として利用されています。
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今出川通りに面した、女子大学、女子中学高校の正門です。
 正面に見えるのが栄光館です。正門を入って、左に女子大学のキャンパス、そして右側に、女子中学高校の校舎、続いて幼稚園が続きます。
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「栄光館」です
 1932年(昭和7年)武田吾一の設計により建てられました。
八角形の塔屋が珍しく、人目を惹きます。私にとっては、同志社の建物の中では、一番懐かしく、思い出多い建物です。

 1階、2階と客席がある、大きなホールがあり。同志社交響楽団、グリークラブや、リーダークランツコール、また桐朋学園の創立者の一人、井口基成のピアノリサイタルを聴いた思い出などが蘇ります。パイプオルガンの、荘厳な響きを聴いたのも、この栄光館でした。
 現在は、女子大、女子中高の、毎回の礼拝や、卒業式、入学式、クリスマスページェントなどに用いられています。
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 京都御所(京都御苑)の北側、今出川通りです。烏丸通りから梨木通りまでの御苑に沿った、北側の殆どの部分を、同志社のキャンパスが占めています。
御所との景観とマッチした、この通りを歩くと、落着いた和やかな気分になります。いつまでも、この雰囲気が続いて欲しいと、願っています。
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<メモ>  同志社大学ホームページより転載
  
  今出川キャンパス
所在地〒602-8580 京都市上京区今出川通り烏丸東入 TEL:075-251-3120(代表・広報課)

地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分
京阪電車「出町柳」駅から徒歩15分
バス停「烏丸今出川」から徒歩1分

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 高岡市と言っても、日本地図の何処に位置するかと、すぐ、正確に、指を指せる人は、そう多くはないのではないかと思います。
 その高岡市は、富山県の北西部にあり、能登半島の東南端、富山湾に面しています。

「良いところですよ」と聞き及び、そんな高岡の街をぶらぶら歩いて来ました。丁度、一年前、訪れましたが、強い風雨に晒され、撤退を余儀なくされての、リベンジです。
 
 まだまだ、行き漏らした場所も、多いのですが。散策モデルコースに従い、駆け足での?ぶらぶら散歩でしたが、それでもこの街の魅力は充分味わうことができました。魅力のある街は、地方にも、まだまだ多いことを再確認した旅でした。


案内パンフレットです
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「高岡市万葉歴史館」
ここは市街からは、遠く離れていますが、ぜひ訪問したい場所でした。
 万葉集の代表的歌人、大伴家持は、越中国守としてこの地に、5年間在任し。多くの歌を詠み、その、220首余りが、万葉集に収められています。故に、万葉集ゆかりの地として建てられたものです。       
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池を挟んで「企画展示室」と「常設展示室」正面は回廊です。
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「常設展示室」
越中の国と、万葉集の関り合いを、パネルや、展示品で紹介しています。
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「高岡市万葉歴史館」回廊
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氷見温泉 ホテル永峰閣からの富山湾。はるかに立山連峰が望めます。
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日本三大仏の一つ「高岡大仏」です。
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380年の伝統を誇る高岡銅器の象徴として、原形、鋳造ともに高岡工人の手によって建立されたものです。
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「高岡古城公園」 前田利長公が築いた高岡城の城址を公園としたものです。
広さは21万㎡ 東京ドームの約4.5倍の広さがあり、周囲を濠で囲んでいます。
公園内には体育館、動物園、博物館、市民会館等が存在します。
案内パンフレット
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「西内濠」です。春は桜、秋は紅葉、冬景色と、四季折々、楽しめるようになっています。
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駐春橋を渡って、古城公園に入って行きます。
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「高岡古城公園」駐春橋を渡って、射水神社(いみずじんじゃ)への参道です。
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「射水神社」広々としています。
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射水神社「本殿」
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「本丸広場 」芸術の森としてブロンズ像が飾られて、自然と文化が調和する空間を演出しています。イベントも開催されます。
また、多くの句碑、歌碑、顕彰碑などが、あちら、こちらにあります。
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「山町筋」(土蔵造りの町並み)伝統的建造物群保存地区
目障りな電柱や、看板なども少なく、町並みは美しく。大火に遭った経験から、防火に優れた重厚な、建築物が軒を連ねています。
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「菅野家住宅」
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赤レンガの銀行 「富山銀行」
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「金屋町」(千本格子の家並み)ここの町並みも美しい。高岡市民の景観に対する、心意気が示されているようで、捨て難い風情が醸し出されています。
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通行する車も少なく、ぶらぶら散策するには、もってこいのようでした。
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千本格子も美しいお宅です。
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国宝 「高岡山瑞龍寺」(ずいりゅうじ)
加賀藩二代藩主、前田利長公の菩提寺です。造営に、二十年の歳月を要したといわれ。寺域三万六千坪、七堂伽藍を擁し、周囲に濠を巡らし、城郭を思はせるものであったと言われています。
国宝 「山門」
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国宝 「仏殿」
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JR高岡駅付近
 懐かしい路面電車が走っています。昔は至る所で走っていました。京都も廃止してしまって、今となっては惜しいと考える人は多い筈です。せめて、北野のチンチン電車だけでも、残しておけばと惜しまれます。
 廃止に反対の意見も、動きもあったのですが、車社会に押切られてしまいました。
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人に優しい「ライトレール車両」低床式で乗降も楽です。
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 大阪に来ると、高層ビルの多さに圧倒されます、大都会という言葉にぴったりです。タワークレーンが林立し、しばらく来ないと、あっという間に完成したビルが、威容を誇っています。変貌する、活気ある街の姿は頼もしいです。
 
 だが、僕が住む京都も、同じになっては欲しくない。大阪は大阪、京都は京都。高層ビルは、京都の中心部には似合わない。都市それぞれの持味を生かし、棲み分けして、各々が発展する事が望まれます。京都は、京都らしさを失うことなく。街を歩いていても、常に四方の山々を、四季折々、眺めることが出来る街であって欲しい。
 ヨーロッパの伝統ある都市のように。旧市街と、新市街と分けて都市計画されることが望ましいと思います。

 水の都、食い倒れの街、大阪。梅田界隈の飲食店の多さには驚きです。ピンからキリまで、懐具合と相談出来るのが嬉しいです。
 いつ来ても、梅田界隈は楽しい、魅力ある街。いつまでも発展し続けて欲しいと願っています。


「大阪ステーションシティ」


阪急梅田駅から、JR大阪駅への連絡路から、大阪駅北側を見る。
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2階中央、ノースゲートビルディング 「アトリウム広場」
広々とした空間に、人々が行き交い忙しげです。複雑なフロアー構成で、慣れないと、今、自分が何処にいるのか、戸惑うほど複雑で迷路のようで、またそれが、新しい発見につながって楽しいです。 
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2階中央、ノースゲートビルディング 「アトリウム広場」 伊勢丹入口。
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2階中央、ノースゲートビルディング 「アトリウム広場」 ルクア入口。
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南北連絡路から「時空(とき)の広場」を見上げる。
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「時空(とき)の広場」 橋上駅屋上5階 ベンチに座ってくつろぐ人、飲食する人など。
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「時空(とき)の広場」 橋上駅屋上5階 ホームの電車の運行を眺めている人など。
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「風の広場」へのエスカレーターから「時の広場」を見下ろしたところ。
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「風の広場」へのエスカレーターから、大阪駅のホームを眺めています。
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「時空(とき)の広場」 橋上駅屋上5階から、大阪駅ホームの俯瞰です。
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「風の広場」11階 気候のよい時期には、のんびり読書などできます。すぐそばには飲み物などいくらでも手に入ります。
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「風の広場」 11階です。
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「天空の農園」 14階 もう少し時間を経過してから、見たいものです。
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「天空の農園」 14階からの眺め。
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「グランフロント大阪」


 大阪ステーションシティから、グランフロントへの連絡通路です。
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 グランフロント「南館」から、「北館」へのアプローチです。
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 「北館」のプロムナードです。
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北館の吹き抜けフロアー。解放感が溢れています。
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 階上から見下ろしています。
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 <外部に目を移しましょう。>
「アトリウム広場」より「うめきた広場」を見下ろす、正面は「うめきたSHIP」2階は多目的ホールになっています
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「グランフロント南館」と「連絡デッキ」です。
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「アトリウム広場」から「うめきた広場」への階段、右は連絡デッキです。
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「うめきた広場」から2階中央「アトリウム広場」方向を見ています。
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「うめきた広場」
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大阪は水の都を象徴した、うめきた広場です。
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階段状の水の流れが、「うめきたSHIP」の地下に流れこんでいます。
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「うめきた広場」西側道路
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大阪駅「風の広場」から、特徴ある、梅田スカイビルが大きく見えます。
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 大阪駅「風の広場」から見る、グランフロント南館。
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 同じ「風の広場」から見る、建設中のグランフロント 2011年7月13日
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 清水寺の千日詣り(8月14.15.16日)と本堂、内々陣の特別拝観のお参りをしてきました。
 平成21年(2009年)の、33年に一度の秘仏「御本尊清水型十一面観音像」の御開帳の時に、お参りして以来の久し振りの参詣です。
 
 大勢の参詣者でごった返しています、外国人観光客も、大勢お参りしています。
 随求堂の胎内めぐりに長い行列が出来ています、私も始めてその行列に並び、真っ暗闇の胎内巡りを経験しました、本来なら五感を研ぎ澄まし、悟りを開かれた、お釈迦様のお気持ちを、少しでも知るべきでしょうが、大勢が数珠繋ぎでは、その心境には、ほど遠いことでした。

 その後、年に数回の、内々陣の特別拝観のお参りをしましたが、暑さに加えて、狭い堂内の大勢の参拝者で息苦しく、ただ通り過ぎるばかりでした。



「一年坂」 高台寺から清水寺への道。
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「二年坂」「産寧坂」 お土産やさん、飲食店が軒を連ねます。
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「清水道」 清水さんへの参道です。いつも混雑しています。
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「仁王門」重要文化財 堂々たる楼門が、最初に参詣者を迎えてくれます。
 両脇には仁王像が、清水寺を警護しています。
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「西門」と「三重塔」 重要文化財。
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「三重の塔」 重要文化財三重塔としては、高さ約31mで日本最大級です
豪華絢爛、ライトに映えています。
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「本堂」と「清水の舞台」(国宝)
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「子安の塔」安産の祈願に多くの信仰を集めてきました。
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「清水の舞台」 最長12mの、巨大な欅の柱を、縣作りという、釘を一本も使用せずに、組み立てた建築物です。
古くから、ご本尊に奉納する場所として、雅楽や、能、狂言、歌舞伎など、さまざまな芸能が奉納され、現在でも、色々な舞台奉納が行われています。

 夜空に向かって、放たれる一筋の青い光芒は、観音様の慈悲の御心を、表していると言われ、京都市街からも、望むことが出来ます。
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本堂越しに、三重の塔が、美しく浮かび上がります。
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「錦雲渓」
仁王門から、三重塔の側を通り、随求堂、本堂、舞台と過ぎ、阿弥陀堂から奥の院、からなだらかな山道をを下り、音羽の滝を通り、舞台を下から見上げながら、錦雲渓を巡り、出口へと巡回していきます。
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「西門」 重要文化財 一巡りして出口に出てきました。
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<メモ> 清水寺ホームページから転載
JR京都駅から
京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナルゆき、100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆきで五条坂下車、徒歩10分
京都バス(土・休日のみ運行)18系統・大原ゆきで東山五条下車、徒歩10分
阪急電鉄 河原町駅(四条河原町)
京阪電鉄 祇園四条駅から
京都市交通局(市バス)207系統・東福寺・九条車庫ゆきで清水道下車、徒歩10分
京阪バス83・85・87・88・88系統などで、清水道または五条坂下車、徒歩10分
京阪電鉄 清水五条駅から
徒歩約25分
京阪電鉄 七条駅から
京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナルゆき、100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆきで五条坂下車、徒歩10分
 昨年の暮に、オープンした、「阪急梅田」そして今年6月、話題になった「阿倍野ハルカス」物珍しさに引かれて、足を運んできました。
 
 どちらも、それぞれに、消費者の心を摑む為に、楽しめる、趣向と、工夫を凝らして、北と南とのつばぜり合いです。
 ただ、ただ、健闘を祈るばかりです。


「阪急うめだ本店」


「1階、コンコース広場」
 これまでも、必ず通りたい、好きな場所の一つでしたが、改装されて益々、寄りたくなる雰囲気を持っています。
 やはり、阪急の顔だと思います、わくわくするような高揚感を持たせてくれます。
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「1階、コンコース」
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「エレベーターホール」
シックな、エレベーターホールで気持ちが良いです。
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「ショッピング・フロアー」
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「9階、祝祭広場」
 吹き抜けの広々とした感じの、イベントホール、10階への腰掛け状の階段で、子供連れの皆さんも座って、大型のアートビジョンを眺めて、楽しんでいます。
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12階から 9階「祝祭広場」を見下ろしました。
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13階、「屋上広場」の庭園です。ちょっと、デパートとは思えない雰囲気です。
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13階、「屋上広場」と、「ダイヤモンドホール」お稲荷さんの赤い鳥居が印象的です。
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13階、「屋上広場」から、オフィスタワーを見上げたところです。
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15階 「スカイロビー」
 オフィス階の人の為の、息抜きの場所かもしれません、でも誰でも上がれます。
ここからの眺めは、気持ち良いです、大坂城や通天閣も見えます、一度、夜景を眺めて見たいと思っております。
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15階 「スカイロビー」からの眺めです。
左、阪神梅田本店、右、大丸梅田店
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阪神梅田本店と、中央円い建物は、大阪第一ホテル
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梅田新道方面、正面、曽根崎警察署です。
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「阿倍野ハルカス」



 何年か前に、天王寺公園には来ましたが、初めて、阿倍野の近鉄本店にやって来ました、大阪市の南部は、馴染がないので、地下鉄を降りても、右往左往、やっと地上に出ました。


天王寺駅前の交差点の回廊から、阿倍野筋を見たところです。
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JR天王寺駅方面です
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地下鉄から地上に出て、あびこ筋から、はるか、「ハルカスタワー」を見上げました、300m、さすがに高いのに吃驚です。
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高さ300メートル、「展望室」と「美術館」のオープン(2014年春の予定)が待たれます。
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「空の広場」の一部、残念ながら未完成でした。2014年春オープンとのこと
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一部、植栽もしてあります。
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「空の広場」から、「オフィスタワー」を見上げました。
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14階からの眺めです。
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「エスカレーター」スペースの飾付けが、目を引きました。
売場は広々とした、ゆったりした感じで、好感が持てます。
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12階、13階、14階は「ダイニングフロアー」多くのレストランがお客さんを待っています。
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 東山の山裾に広がる、大谷祖廟(おおたにそびょう)その墓地の斜面に、恒例のお盆の夜に(8月14日から16日)一万個の提灯を灯す、「東大谷万灯会」(1961年 昭和36年から始まる)を、高台寺、夜間拝観を兼ねて、お参りしました。
 
 この万灯会は、暑い日中を避けて、涼しい夕暮れから、夜に掛けてお参りする人の為に、始められました。
 この日も、多くの、お墓参りの人々が、お供花を手に持ち、急な石段を登って、墓所に向かっています。

これらの情景を、報道するためのカメラマン等が、多数、詰め掛けていました。
 
 一方、高台寺の夜間拝観には、訪れる人もまばらで、ゆっくりと拝観することが出来ました。


「大谷祖廟」


大谷祖廟へのお参りの道です。提灯の灯が足下を照らします。
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本堂
万灯会お盆法要と、法話が三夜連続であります。
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西山に、陽が沈みます、美しい夕焼け空です。
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提灯には、係の人が一斉に、蝋燭の火を灯して行きます。
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暮れなずむ墓地と、京都市内、遠くに、京都タワーも望めます。
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宵闇が迫ります、美しく提灯が映えてきます。
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鷲峰山「高台寺」


 正式には「高台寿聖禅寺」と言います、秀吉没後、その菩提を弔う為に、北の政所(ねね)が慶長11年に開創したもので、ねねの寺として有名です。東大谷参道から、一年坂に至る道を(ねねの道)と称しています。

 昨年(2012年3月20日)に併設されている、掌美術館を訪ねた折り、昼間、拝観しておりますが、夜間はまた特別な趣があるかと、時間の余裕もあり、訪れてみました。 百鬼夜行展を開催中でした。


高台寺入口付近の提灯の灯。
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拝観入口と、庫裏正面です。
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「方丈前庭」と「勅使門」のライトアップです。 
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昼間の方丈前庭と勅使門 2012.3.20
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昼間の方丈前庭と後方に鎮座する「霊山観音」 2012.3.20
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照明に照らされた「臥龍池」樹木が、水面に映える。秋の紅葉は素晴らしいです。
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「臥龍廊  」2012.3.20 「開山堂」(重要文化財)と「霊屋」(重要文化財)を結んでいます。
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「観月台」(左)と庭園と「開山堂」奥は「霊屋」 2012.3.20
霊屋(おたまや)は秀吉と北政所をお祀りしているところで、厨子内、左右に、秀吉と北政所の木像が、安置されています。
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庭園と「開山堂」と「霊屋」 2012.3.20
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「時雨亭」(重要文化財) 2012.3.20
利休の意匠による茶席を、伏見から移築したものです。
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竹林を通って出口へ。
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「カンデンデン」と言えば、700年の伝統を持つ、壬生狂言と親しまれ、また、幕末の新撰組の縁の寺としても有名な、壬生寺です。
 その壬生寺の、うら盆会(万灯供養)を自転車に乗って、お参りしました。
 酷暑のじりじりと照りつけた陽も、西に落ち始めた夕暮れ、ちょっぴり、涼風も通り過ぎる感じがします。
 
この、万灯供養会(まんとうくようえ)は歴史は古く、860年も続いており、今年も、8月9日から16日まで日没後、点灯し、六斎念仏の奉納等も有り、多くの人々が集います。
 壬生寺は、節分の厄除けは特に有名で、私も何度かお参りをして、奉納される、壬生狂言を鑑賞しております。             所在地 京都市中京区坊城仏光寺北入る


「壬生寺表門」 夕暮れ間近です。
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境内には「水掛地蔵堂」もあります。ここに安置されているのは(江戸中期の作)地蔵菩薩ですが、水掛地蔵と親しまれています。
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壬生狂言が奉納される「大念仏堂」(重要文化財)です。
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陽がとっぷりと落ちた、「表門」から本堂を眺めます。
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参道から本堂の、まばゆいばかりの灯籠の明りです、その数、1000灯以上と言われています。
この本堂のご本尊は、延命地蔵大菩薩像です。
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「本堂」の前面を、奉納された灯籠が飾ります。
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近くに寄ると、奉納された方のお名前や、ご先祖追善の願いを書き込まれた、灯籠が飾られているのがよくわかります。
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漆黒の闇の中に、本堂が浮かび上がります。
本堂、左奥に見えるのは「千体仏塔」です
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 京の町、東西の中心を流れる、堀川に遊歩道が整備され、誰もが親しめる川べりとなりました。この川べりを利用して「京の七夕」と題する催しが開かれています。
 猛暑のさなか、夕涼みを兼ねて、二条城の夜間拝観と共に、訪れてみました。
多くの人々が集い、賑わっています、浴衣姿の女性も多く、七夕の風景とうまく溶け合っていました。


京の七夕の、案内パンフレット。
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「元離宮二条城」  
午後7時開門 開門前の薄暮の東大手門
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薄暮のなか、浮かび上がる東南隅櫓。
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竹筒に彫刻された模様から、和かな明かりが漏れます。
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築地塀が続きます
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東南隅櫓 内部より
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「竹筒行灯」 細かい紋様です
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「二の丸御殿」 プロジェクションマッピング、荘厳なるあかりの演出です。
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「堀川遊歩道」 俯瞰
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「京友禅型紙」による、なつかしのチンチン電車。
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「光の友禅流し」
光の演出により、色彩の華麗なる模様が、水面に浮かび上がります。
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かっては鴨川や、白川で、日常見る事が出来ました。
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「竹と光のアート」
京の芸術系大学の競演です
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浮き竹 京都芸術大学
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京の細道、何処へ誘うのか。
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「光の天の川」 
LEDにより、幻想的な天の川の再現です、刻々、色が鮮やかに、変化して行きます。
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「メッセージ行灯」
著名人による、大型行灯のメッセージです。
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美しい色彩画などが、描かれています。
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「願い七夕」
七夕短冊の、笹竹の行列です。
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京都府立植物園の夏

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 早朝、開園という、植物園の粋な計らいで、夏は暑い日中を避けて、涼しい内に、園内巡りを出来るのはありがたいことです。
 朝顔展のある期間は、7時開園だ、多くの人が訪れている、まあ老人が多く、老人天国と言っても言い過ぎでない風景です。
 また、この夏は、新しい試みとして、昼夜逆転室と、高山植物室が開設され、また楽しみが一つ増えました。            

京都府立植物園、入園パンフレット。
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正門への、けやき並木の取付け道路。
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正門(南側入口)
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「観覧温室」 この中に、2013年8月3日より、昼夜逆転室(ナイトフラワーガーデン)と高山植物室がオープンしました。
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観覧温室入口前の、鏡池に、色とりどりの熱帯スイレンが咲いています。
       熱帯スイレン サンシャイン
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       熱帯スイレン フォックス・ファイヤー
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       熱帯スイレン ミズリー
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「昼夜逆転室」開館。 夜に咲く花を、昼に鑑賞するための設備、自然の摂理に反することなので、ちょっと複雑ですが。開館初日で、多くの入館者があり、時間待ちの長い列が続いていました。  
           月見草 
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           オシロイバナ
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           チョウセン アサガオ

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「朝顔展」が開催されていました、丹精込めた、出品者の力作揃いでした。
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朝顔 大輪1
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朝顔 大輪2 賞を獲得された作品です
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朝顔 大輪  3
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朝顔、よく見かける朝顔です。
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「朝顔変種」です、長い名称が付いていました。けいそくとは鶏足のこと。
 きすいしょうふいりけいそくやなぎばあわむらさきふきかけしぼりまるざき
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これも朝顔の変種です。 
きうずいもばむらさきふきかけしぼりまるざき
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「ハス池」です、この一画にハスが咲いています。
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             ハス 1
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             ハス 2
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           ハス 3
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サルスベリが、満開でした。
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ムラサキサルスベリです
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全米草花新品種審査教会 金賞受賞品種 ラウレンティア アバンギャルドブルー
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植物園の北側には、東端に、北山門がありますが、今年度、西側に、新に賀茂川門が、新設されました。
賀茂川門、全景です。
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