「カンデンデン」と言えば、700年の伝統を持つ、壬生狂言と親しまれ、また、幕末の新撰組の縁の寺としても有名な、壬生寺です。
その壬生寺の、うら盆会(万灯供養)を自転車に乗って、お参りしました。
酷暑のじりじりと照りつけた陽も、西に落ち始めた夕暮れ、ちょっぴり、涼風も通り過ぎる感じがします。
この、万灯供養会(まんとうくようえ)は歴史は古く、860年も続いており、今年も、8月9日から16日まで日没後、点灯し、六斎念仏の奉納等も有り、多くの人々が集います。
壬生寺は、節分の厄除けは特に有名で、私も何度かお参りをして、奉納される、壬生狂言を鑑賞しております。 所在地 京都市中京区坊城仏光寺北入る
「壬生寺表門」 夕暮れ間近です。
境内には「水掛地蔵堂」もあります。ここに安置されているのは(江戸中期の作)地蔵菩薩ですが、水掛地蔵と親しまれています。
壬生狂言が奉納される「大念仏堂」(重要文化財)です。
陽がとっぷりと落ちた、「表門」から本堂を眺めます。
参道から本堂の、まばゆいばかりの灯籠の明りです、その数、1000灯以上と言われています。
この本堂のご本尊は、延命地蔵大菩薩像です。
「本堂」の前面を、奉納された灯籠が飾ります。
近くに寄ると、奉納された方のお名前や、ご先祖追善の願いを書き込まれた、灯籠が飾られているのがよくわかります。
漆黒の闇の中に、本堂が浮かび上がります。
本堂、左奥に見えるのは「千体仏塔」です