「亀岡」あっちこっち 「社寺巡り」

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 亀岡市は旧名は亀山と名乗り、丹波の国の中心都市でした。明智光秀が丹波亀山城を築き城下町として発展し、現在の亀岡市に至っています。京都に近く、古からの歴史の変遷を重ねてきただけに、由緒のある多くの社寺を抱え、今も人々の深い信仰に支えられて維持されています。それらの社寺をぶらりと訪れてきました。

 

篠村八幡宮(しのむらはちまんぐう)篠町篠八幡裏4

足利尊氏ゆかりの神社です。元弘3年(1333年)足利尊氏は1万騎の兵を集め、六波羅探題を倒すため、願文を奉納し社頭で挙兵を行ったとされています。

  正面鳥居です。

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  鳥居を潜ると木立の中、参道が続いています。

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  広い境内です。「拝殿」です。

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  「本殿」です。ご祭神は応神天皇 仲哀天皇 神功皇后です。

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 「乾疫神社」(いぬいやくじんじゃ)です。悪霊怨霊を鎮めるため、厄除の信仰があります。

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   記念の「石碑」です。

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  「矢塚」足利尊氏戦勝祈願の「願文」を読み上げ、必勝を祈願して、矢を1本づつ奉納し、その矢が塚のように積み上げられたという、江戸時代の建立です。

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  椎の大木「ツブラジイ」亀岡名木100選で、胸髙幹周4.47m樹高27mです。

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  村山神社(むらやまじんじゃ)篠町森山先34

 創建は不明ですが、延喜式神名帳に記載されているのでそれ以前の創建と思はれます。

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 参道を進むと池があります。

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 池には「厳島社」が祀られています。池に架かる石橋を渡って参道を進みます。

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 右が「本殿」への石段、左が「八幡宮」への参道です。長い石段を上がっていきます。

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 「本殿」と「八幡宮」が並んで建っています、「本殿」には大山祇命 「八幡宮」に応神天皇と仁徳天皇を祀っています。

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 鍬山神社(くわやまじんじゃ)上矢田町上垣内22-2

鍬山神社は丹波の国を造った神様を祀る神社で、和銅2年(709年)の創建と伝えられています。国造りとして、丹波の地を湖から保津峡を開削し、肥沃な盆地にする際、使われた鍬を積み上げたことが社名のゆわれと言われます。境内は紅葉の名所で「矢田の紅葉」として有名です。

 参道の「大鳥居」です。正面には広大な神社の森を見せています。
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 広い参道が続いています。右手に「やしろ」があります。

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  広い境内には樹木が生茂り赤い鳥居が目を惹きます。

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 赤い鳥居を潜ると正面に「拝殿」が見えます。

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 「拝殿」です。背後に「鍬山宮」と「八幡宮」の本殿が並んで建っています。

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  鍬山神社「鍬山宮」の正面です。

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  鍬山神社「鍬山宮」です。ご祭神は大国主命です。

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 鍬山神社「八幡宮」です。ご祭神は応神天皇です。

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  「拝殿」から右には「心字池」という大きな池があります。「弁財天が」祀られています。

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  出雲大社京都分院(いずもたいしゃきょうとぶんいん)下矢田町中山37-5

 縁結びで有名な島根県の「出雲大社」の京都分院です。京都縦貫自動車道沿いにあります、山沿いで辺りには何もなく静かな佇まいです。

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 ご祭神は「大国主大神」で「出雲大社」の分霊をお祀りしています。平成5年にこの地に遷宮造営された近代的な新しい建物です。

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  「拝殿」です。

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 出雲大社の横には自然豊かな「平和台公園」があります。

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  穴太寺門前にある「亀岡の名木」「原田邸のセンダン」です。胸髙幹周4.4m樹高17mあります。

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 穴太寺(あなおうじ)曽我部町穴太東ノ辻46

西国観音霊場二十一番札所で、慶雲2年(705年)文武天皇の時代に大伴古麿に寄って創建されたと伝えられる丹波屈指の古刹です。

「仁王門」(京都府登録文化財)です。左右に守護神仁王像が安置されています。

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  仁王像「阿形像」です。

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  仁王像「吽形像」です。

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  仁王門から参道を経て正面に「本堂」があります。

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  「多宝塔」(京都府登録文化財)です。小振りながら古寺の雰囲気を醸しだしています。「釈迦如来」と「多宝如来」の仏像がお祀りされています。

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「本堂」です。現在の本堂(京都府登録文化財)は享保20年(1735年)に再建されたものです。

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 ご本尊は「聖観世音菩薩」、「薬師如来」です。千社札が至るところに貼られているところは古寺らしい。

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  円山応挙生誕地(まるやまおうきょせいたんち)曽我部町穴太

 「穴太寺」から少し行くと「円山応挙生誕地」の石碑が見られます。江戸時代中期の絵師で、この地の農家の出身と言われています。

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金剛寺(こんごうじ)曽我部町穴太宮垣内43

 円山応挙ゆかりのお寺です。8歳の時に金剛寺に入門し、その後15歳の時に京都に出て円山派を樹立しました。通称「応挙寺」とも言われます。

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 「鐘楼門」です。数少ない門です。

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 「本堂」です。画家として名を挙げた応挙はその後、本堂の襖、壁に山水図、波濤図、群仙図を描きました、この三作は国の重要文化財に指定されています。

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 神蔵寺(じんぞうじ)稗田野町佐伯岩谷丿内院丿芝

朝日山の山深く「神蔵寺」があります。通称は「佐伯薬師」、「稗田野薬師」とも言われます。延暦元年(782年)最澄開基の天台宗のお寺で、最澄自らが彫った「木造薬師如来坐像」は国指定重要文化財です。

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 入口に架かる朱塗りの「みかえり橋」です。

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  「山門」です。

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  山門をくぐり、「本堂」への石段です。

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 「本堂」(瑠璃殿)です。

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 山門前の風景です。紅葉の名所です。
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 稗田野神社(ひえだのじんじゃ)稗田野町佐伯垣内内亦1

 和銅元年(709年)の創建です。故事によれば、約3000年ほど前この地に住着いた人々が食物の神、野山の神を祀り、田畑を造り収穫した穀物を供え作物の豊作と子孫繁栄の祈りました、その故事に倣い、五穀豊穰、女性の守り神として信仰を集めています。神社の南参道の大鳥居です。

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 「石の環くぐり」願事を念じながらくぐると達成する体力を授かるという石の環です。

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 「本殿」です。焼失したあと、平成4年に再建されました。

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 「必勝願掛け石」です。

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 「稗田阿禮社」古事記編纂に携わった「稗田阿禮」がこの地に住んでいたいう「稗田阿禮」をお祀りしています。稗田阿禮の社と石碑です。

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 「拝殿」です。

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 「社殿」です。ご祭神は「保食命」(食物起源神話の神、食物の神) 「大山祇命」「野椎命」(野を司る神、作物の神)です。

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 末社の「えびす神社」です。

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 龍潭寺(りょうたんじ)稗田野町太田東谷40

室町時代に建てられた梅雲寺が焼失し細川氏が明応6年(1497年)に「龍潭寺」として再建されましたが、その後「明智光秀」の丹波攻めで焼失その後再建されました。昔から子供の「かん虫」に効き目があると広く信仰を集めています。

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 石段を上がり木立の中の長い参道を進みます。

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 「山門」です。

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  「本堂」です。

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  広大な境内に伽藍と美しい庭園が広がります。

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   「青巌塔」です。

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  「鐘楼」です

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大井神社(おおいじんじゃ)大井町並川1丁目3ー25

 和銅3年(710年)の創建、ご祭神「木股命」が京都嵐山、松尾神社から亀に乗り保津川を遡って来られましたが、水勢が強く、進めなくなり、鯉に乗換えてきたと伝えられ、その由縁から通称「鯉明神」と呼ばれ、この地では、鯉は神の使いと伝えられ、鯉は食さず、鯉のぼりも上げない風習が伝わっています。

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 大井神社の入口です。石段を上がっていきます。

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 広い境内です。

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  参道から正面に拝殿です。

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  「拝殿」と奥に「本殿」です。 

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 「本殿」です。流れ造り、銅版葺きです。新しく平成21年竣工しました。

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   「境内」です。

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   「手水舎」です。

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  「天満宮社」です。「菅原道真公」をお祀りしています。

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  「鯉の石碑」です。

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   神泉「丹の池」(にのいけ)と「太鼓橋」です。

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  庭園には、「やまぶき」が咲いています。

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 社頭から「馬場」と「亀岡市街」方向を見ています。

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このページは、Kが2016年6月15日 08:24に書いたブログ記事です。

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