洛西「三鈷寺」

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 三鈷寺(さんこじ)は山号は西山で、その西山の中腹にあります。平安時代承保元年(1074年)源算上人が草庵をむすんで北尾往生院としたのが始まりです。その後、建保元年(1213年)西山上人が後を継がれ「不断如法念仏道場」とされ、背後の山容が仏具の三鈷杵に似ているところから、寺名を三鈷寺と改められました。ご本尊は如法仏眼曼荼羅で洛西観音霊場第五番、西山国師遺跡霊場第十二番です。拝観をお願いすると、ご住職が一緒に本堂など巡っていただき、懇切丁寧に説明していただけます。

 

  灰谷集落から、三鈷寺道の石柱(里程標)が村道の脇にひっそりと立っています、60里と彫ってあり、相当な距離を信仰心の強い人々がここからお参りしていたのでしょう。

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  「善峰寺」のバス停から上る参道があります。

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  山道を10分ほど上ると最後の石段で「三鈷寺」に到着します。

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  左右に「卒塔婆型」の「結界木柱」が立っています。

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  境内に入ると正面に「本堂」があります。

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  「本堂」の右手には、庭園と山門に通じる道があります。

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   山門側にある「華台廟」です。「西山上人」と「実信房蓮生」をお祀りしています。

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  「山門」を入った広場です。

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  一隅には「お地蔵さん」もお祀りされています。

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  「山門です」。善峰寺北門からの山道を来ると、この山門に至ります。

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   「書院」と「客殿」です。

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   本堂横の「庭園」です。

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  「客殿」から見る、参道と本堂です。

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  「客殿」からの眺めは最高です。比叡山から東山、京都市街、お天気の良い時には宇治、木津方面まで俯瞰できます。

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このページは、Kが2015年6月28日 10:24に書いたブログ記事です。

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