「NHK京都放送局」が京都市の中心部に2月の下旬に新築移転をしました。楽しいアトラクションいっぱいの新会館と、PRをしているので期待をして出掛けてみました。
新会館オープンのチラシです。
京都のメーンストリートの烏丸通りに面して、京風の格子と庇を思わせる意匠を凝らした瀟洒な建物です。
一階の「正面玄関」です。出隅のある深い庇は垂木が広がり、抵抗なく入館できるような、柔らかな印象を訪れる人に与えてくれます。
「正面入口」を入ると、まず広いエントランスホールがあります。二階まで吹抜けになっていて、正面には8Kスーパーハイビジョンが入館者をまず驚かせます。僕が入館した時は、丁度、オリンピックで男子スケートの金メダルを獲得した、羽生選手の演技を写しだしていました。3300万画素の超高精細映像を、220インチ大型マルチモニターで上映されています。3次元立体音響で臨場感も素晴らしいものです。(このハイビジョンの画面は撮影禁止と注意され、画面はぼかしてあります)右手には来館者の受付カウンターとなっています。
左手壁面は、大型のガラス一面で解放感があり、姉小路通りから明るい日差しがエントランスホールに広がります。またキャラクターゲームができる、子供が楽しめるコーナーも設置されています。
奥は「化粧室」になっています。
世界一大きな「巨大どーもくん」が出迎えてくれます。
2階に上がると、東側と南側に「エントランスホール」の吹抜けに張出したテラスとも言うべき広いスペースがあり、1階の「エントランスホールが」見渡せるようになっています。また2階の外部テラスにも出られて、烏丸通りを眺める事ができます。
廊下には「ギャラリー」があり、京都関連の映像が展示されています。
2階にある映像やニュースを視聴できるブースです。
2階にある姉小路通りに面した外部テラスです。
こちらは烏丸通りに面した外部テラスで、見えているのは「新風館」です。この新風館も新たな施設に衣替えするようです。
1階南側「姉小路通り」に面して広い通路が確保されています。
さて、新会館を訪れて見学できるのは1・2階のみで、それ以外は立入りできませんでした。本格的なデジタル時代を迎えて、創造と情報発信の拠点となる、新しいスタジオを見学できるかと、また、最新の放送設備など、日常の放送局のありのままの姿を垣間見ることができるのかと期待していましたが、興味ある事柄は残念ながら見ることは叶わず、期待外れの不完全燃焼の新会館見学でした。
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