東本願寺「渉成園」

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 「渉成園」(しょうせいえん)は東本願寺の飛地境内で東本願寺の東、河原町通りに面してあります。一般には枳殻邸(きこくてい)と呼ばれて親しまれています。周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから、そのように呼ばれていました。この土地は第十三代宣如上人が将軍徳川家光から寄進を請け、隠居所として中国の詩人陶淵明の「帰去来辞」の1節をとって渉成園と名付けられました。作庭は石川丈山といわれ、池泉回遊式庭園です。

 

 「渉成園」紹介の小冊子です。

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 「下珠数屋町通り」に面する正門です。

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   「間之町通り」に面する「西門」です。入園口です。

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  「高石垣」(たかいしがき)です.西門を入ると正面に見えます。石橋のような長い切石や、礎石、石臼、山石など様々な石を用いてユーモアを感じます。

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  庭園に入る「庭園北口」です.

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  「北口」から目の前に紅葉が広がります。

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  順路を行くと左に池に面して「臨池亭」(りんちてい)「滴翠軒」(てきすいけん)が建っています。左、池に張出して縁が広がるのが「臨池亭」で、正面が「滴翠軒」です。

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  広い庭園を巡っていきます。

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  「傍花閣」(ぼうかかく)です。一風変わった建物で、庭園には珍しい楼門作りで左右の側面に階段があり、2階に4.5帖の部屋があります。外観のみで内部は入れません。

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   「園林堂」(おんりんどう)です。「園林」とは仏典では浄土を表す表現です。

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  「廬菴」(ろあん)への露地です。珍しい屋根の形の中門があります。また左には、江戸初期の制作といわれる「春日灯籠」が据えられています。

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  「廬菴」(ろあん)です。2階建ての茶室です。2階に四畳半の主室と台目3帖の控の間を備えています。

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  「閬風亭」(ろうふうてい)です。慶応1年(1865年)の建物です。賓客をお迎えするためのもので、「閬風」とは中国・崑崙(こんろん)山脈の頂部にある山名で、仙人が住むといわれています。

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  「大玄関」(おおげんかん)です。大宮御所から移築されたものです。

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  「印月池」畔に建つ、「漱沈居」(そうちんきょ)の入口の枝折り戸です。

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  「漱沈居」は水上に乗り出すように建てられています。「漱沈居」の名は旅路にあることを意味する「漱流沈石」から採られています。

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   対岸から見る「漱沈居です。現実離れした夢のような空間です。

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   「印月池」(いんげつち)に架けられている「侵雪橋」(しんせつきょう)です。

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   「侵雪橋」を通して、遠くに京都タワーが望まれます。

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   「回棹廊」(かいとうろう)です。池中に浮かぶ北大島への木橋です。中央の唐破風の屋根が特徴です。かってはその屋根に夜半は来客の折り金灯籠を吊って火を灯したそうです。

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   「回棹廊」の中央から印月池を見ています。

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   「侵雪橋」です。北大島に渡ります。

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  「侵雪橋」を渡ったところです。

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   「侵雪橋」を渡った印月池に浮かぶ、北大島に建つ茶室「縮遠亭」(しゅくえんてい)です。

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 「縮遠亭」辺りから見る、印月池全景です。

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   一巡して出口へと向かいます。

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  (写真のコメントは渉成園の小冊子より引用させていただきました。)

 

 

 

 

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このページは、Kが2014年12月 6日 12:08に書いたブログ記事です。

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