京都府立植物園の恒例の「菊花展」を見学して参りました。いずれも丹精込めた力作揃いで目を楽しませてくれました。
「小菊」の部です。 「ポットマム」鉢植え(ポット)作りの菊です。可憐な小菊の鉢植えのいろいろは最も好きな菊花です。
「大菊3本仕立て」の部です。 頭花の直径が、18センチ以上を大菊と呼ばれます。1本の苗先端を摘心して、3本に枝分かれさせて、花を咲かせる栽培です。厚物(あつもの)と管物(くだもの)があります。
「厚物」 「国華星矢」です。
「厚物」 「国華蝉しぐれ」です。
「厚物」 「富士の新雪」です。
「厚物」 「国華国宝」です。
「管物」 「聖光金星」です。
「管物」 「泉郷流灯」です。
「管物」 「泉郷微笑」です。
「管物」 「泉郷磯路」です。
「管物」 「泉郷夢蛍」です。
「管物」 「泉郷微笑」です。
「福助仕立て」の部です。大菊を最も草丈を低く(鉢底から花の頂部まで50センチ以内)一株に一輪の花を咲かせるその姿が、福助人形を思わせることからそのように呼ばれます。
「古典菊」の部です。
「江戸菊」 江戸時代後期に発達した変わり咲きの菊です。
「嵯峨菊」 京都嵯峨大覚寺を中心に栽培されたものです。
「肥後菊」 肥後藩主細川重賢公が栽培を奨励した菊です。
「懸崖仕立て」の部です。 長幹種の小菊を使い、摘心を繰り返すことで枝数を増やし、伸びた枝を目標の大きさまで、平面上に広げたものです。大きさ、形は目的の応じて適時変えることが出来ます。
展覧会場の大芝生地のデコレーションです。
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