道路に面した、門を通して本堂を見ています。
本堂正面に掲げられた「扁額」です。六波羅蜜とは、仏教で悟りを開くための六つの修業で、布施(見返りを求めない応分の施し)自戒(時に応じて自らを戒める)忍辱(如何なる辱めを受けても堪え忍ぶこと)精進(日々誠心誠意尽くすこと、不断の努力)禅定(冷静に第三者の立場で自分自身をみつめること)智慧(怒りや愚痴によって大切な智慧を失わない)をいいます。
「本堂」(重要文化財)です。南北朝時代(貞治2年)の修営です。昭和44年(1969年)開創1.000年を記念して解体修理を行い、丹の色も鮮やかに、絢爛と当時の姿を再現しています。ご本尊の秘仏である、十一面観音立像(国宝)がお祀りされています。
拝観受付け横の、宝物館の案内です。宝物館には、度重なる火災を免れた平安、鎌倉期の木像彫刻(重要文化財)が数多く安置されています。
本堂奥にある「銭洗い弁財天」です。ここで、手持ちのお金を清めていただくと、金運を授かるといわれています。
入口入ったところにある「六波羅弁財天」護摩堂です。「みやこの七福神」の一つになっています。
秘仏である「十一面観音像」を模した像と、本堂です。
本堂横には、大きなお地蔵様とその横に寄り添うように、小さなお地蔵さんが沢山お祀りされています。このお地蔵様は、本堂解体修理の歳に発掘されたときのものです。
境内にある「塚」です。左は平清盛を祀っています。右は阿古屋の塚です。どちらも鎌倉時代のもだそうです。
曹洞宗 「道元禅師御説法の遺跡」です。永平寺を開山された、道元禅師は寛永元年(1243年)にこの六波羅蜜寺において「正法眼蔵」「古仏心」を明らかにされたのを顕彰するために建立されました。
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