平野神社は京都の西北に位置しています。丁度、北野天満宮と金閣寺の中間にあり、春の50品種に及ぶ桜の美しさはつとに有名です。御祭神は今木皇大神、久度大神、古開大神、比売大神です。
その平野神社は、延暦13年(794年)に桓武天皇の平安京遷都にともない、奈良から京都へ、現在地に遷されました。その日を記念して、「奉燈祭」正式には御鎮座記念祭として祭事が行われます。
祭事を告げる、案内掲示です。
昼間の平野神社です。正面大鳥居です。
同じく神門です。
普段の拝殿の様子です。
静かな佇まいを見せる、平野皇大神を祀る本殿です。平野造りと呼ばれる、二殿一体となった建物で、重要文化財になっています。
奉燈祭が行われる、日暮が迫る正面参道です。参道を始め境内には、1000ヶに近い灯明が、明るく辺りを照らし、祭事が午後6時から執り行われました。
提灯に照らし出された、南門です。
西門、大鳥居からの参道です。
御神木(すえひろがね)です。
お参りの人々が集い始めた神門です。
神門を潜ると参道を経て、拝殿になります。
ご本殿です。
午前10時に、御鎮座記念祭が行われ、奉燈祭の神事が午後6時から、ご本殿で始まりました。
その後、ご本殿前で、多くのお参りの方々の前で、火打ち石による献灯への点火が厳かに始まりました。
大ローソクに移された献灯は、ご本殿の左右に置かれて、多くの人々が各自ローソクを持ち、ご本殿の前に献灯しお参りしていました。
順次献灯する人々です。
その後引き続き、拝殿にて詩吟、舞楽、日本舞踊、民謡などの奉納行事が、多くのお参りの人々の前で奉納されました。
その一コマをお届けします。
お神楽奉納です。
山城舞楽(京都和楽会)です。
木遣り音頭です。
日本舞踊(佳卓舞踊会)です。
奉納行事も午後9時頃、多くの見物の方を魅了して恙なく終了しました。
コメントする