「大山崎山荘美術館」は、京都府大山崎町の天王山の中腹にあります。
大正から昭和の始め、実業家・加賀正太郎が建てた3階建て洋館の山荘を、紆余曲折の後1996年、アサヒビールが復元修復し、美術館として開館しました。
その後、緑多い落着いた雰囲気を壊さないよう配慮した、安藤忠雄氏設計による半地下式の地中館(地中の宝石箱)、同じく山手館(夢の箱)と、別館を新築して現在に至っています。
館内の案内図 美術館のホームページより転載しました。
JRの踏切りを渡り、宝寺への道と別れ、美術館へと山道を登って行きます。
美術館入口です。
美術館全景です。
「本館展示室」です。
「本館」から「夢の箱」(山手館)へ通じる通路、半地下になっていて屋上は緑化されています。
遠く正面に見えるのは「栖霞楼」(白雲楼)です。
オープンカフェからの眺望、正面ノ山は八幡の男山です。
眼下には、木津川、宇治川、桂川と三つの川が合流し、淀川と名前を変えて、大阪湾に向かいます。
この合流点の堤には、背割り桜として有名な長い桜のトンネルがあり、春には多くの人で賑わいます。
京都府の南部方向です。
「本館」と「地中の宝石箱」(地中館)を結ぶ、コンクリート打ちっ放しの通路です。
地中館は円形のギャラリーで、モネの睡蓮等を観賞できます。
この建物は、安藤忠雄氏設計による、直島の地中美術館を思い起こさせます。
「本館」と「地中の宝石箱」をつなぐ外部から見た通路です。正面は本館です。
四季それぞれに楽しめるよう、広大な庭園に、種々の樹木と池が配置されています。
広い庭園を周遊出来るように考えられています。
バリー・フラガナン 「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」
中庭から山荘を眺めています。
<メモ>
開館時間 午前10時~午後5時 (最終入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日 (祝日の時は翌火曜休) ただし11/18、25、12/2、9、24は開館[年末年始休館]2013/12/26(木)-2014/1/3(金)
[展示替休館]2014/1/14(火)-16(木)
入館料
●一般:900円(団体:800円)団体20人以上
●高・大学生:500円(団体:400円)
●障害者手帳をお持ちの方:300円
●小・中学生:無料
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