梨木神社は京都御所(御苑)清和院御門の東隣にあり、三条家の邸宅が有った場所に、1885年(明治18年)に建てられた比較的新しい神社です。
明治維新に貢献した、三条實満、三条實美父子をお祀りしています。
当神社は、別名萩の宮ともいわれ、参道や境内一円には数百株の萩が植えられており、京都を代表する萩の名所として知られています。
例年9月に萩まつりが催されており、今年も9月21日から23日に執り行われ、萩の花を愛でる多くの参拝者で賑わいました。
萩まつりのパンフレットです。
右が、梨木神社一の鳥居で、参道への入口です。奥に見えるのが清和院御門、御所の入口です。
参道です。今、この場所にマンションが建築される計画があり、この辺りの雰囲気が壊されるのではないかと危惧しています。
二の鳥居からの参道が続きます。左右は萩の木です。
湯川秀樹博士の歌碑です。
「手水舎」です。京都の三名水(醒ケ井・県井・染井)で、現存するただ一つの「染井の井戸」です。毎日多くの人々が列をなして、この名水を汲みにこられます。
「神門」です。
「神門」と中央に置かれているのはお賽銭箱です。
萩の花と拝殿です。満開にはもう少し時間が掛かりそうです。
「本殿」です。
本殿前の可憐な萩の花です。
奉納行事の一つ大蔵流狂言。茂山社中の奉納狂言が拝殿にて奉納されていました。
萩の花にまつわる狂言で、参拝者の笑いを誘っていました。
梨木神社へのアクセス・地図です。神社のホームページから転載しました。
バスでお越しの場合
JR京都駅から:正面口市バスA2乗り場から4系統、17系統または205系統で約20分、 「府立医大病院前」(府立文化芸術会館前)下車、徒歩約3分
車でお越しの場合
名神高速・京都東インターから約20分
〃 南インターから約30分(京都御所方面)
名神高速・京都東インターから約20分
〃 南インターから約30分(京都御所方面)
コメントする