大覚寺の「観月の夕べ」は9世紀初め、嵯峨天皇が大沢池に船を浮かべて、貴族たちと遊んだ事が始まりで、今年も中秋の名月の9月19日に多くの人々が集い、台風一過の雲一つない夜空の満月の美しさを楽しみました。
大覚寺の正式名称は(旧嵯峨御所大覚寺門跡)といい、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ、真言宗大覚寺派の本山であり、876年(貞観18年)嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺に改め、天皇や皇族が住持された門跡寺院です。
また、いけばな嵯峨五流の総司所でもあります。
大覚寺の案内パンフレットです。
境内図です。大覚寺ホームページから転載しました。
大覚寺道からの入口です。
表門への参道です。
有栖川を渡って、表門に進みます。
「表門」(玄関門)江戸時代初期のものです。
右は「式台玄関」です。
「供待」です。嵯峨五流による生け花が飾られています。
「明智門」です。時代劇のロケで有名です。
「宸殿」への格調ある中門です。
「大沢池」境内の東に広がる大沢池は、正式名称は、名勝大沢池(めいしょうおおさわのいけ)です。
平安時代、唐の洞庭湖になぞらえて造られ、日本最古の林泉式庭園で、「庭湖」とも言われ、日本三大名月鑑賞地として知られています。
天神島方面を眺めています。
北嵯峨の穏やかな山並みが背景にあります。
大沢池、西畔の「中門」です。
大沢池に浮かべられた観月船が、月を愛でながら静かに進み、優雅な一時を楽しんでおられます。
観月船の「龍頭船」の舳先に取付けられた龍頭と、薄暮の満月です。
「満月法会」に向かう僧侶の皆さんです。
「満月法会」は、大沢池の月を望む場所に設けられた祭壇に、供物を供え、穀物等の豊作と、人々の幸せを祈願します。
観月船「鷁首船」(げすせん)の舳先に飾られた鷁首と、中秋の満月です。
満月が大沢池の水面に映えます。
左、「唐門」(勅使門)と右「宸殿」です。
「宸殿」(重要文化財)です。
「聖天堂」です。
「望雲亭」大沢池畔に建つ茶室です。
「心経宝塔」です。ライトアップに映えます。
「天神島」への道です。
<メモ> 大覚寺ホームページより
小中高:300円
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