四国地方の最近のブログ記事

直島(なおしま)



「ANDO MUSEUM」 安藤忠雄、設計
築100年を越える民家の塀や、家屋を保存しながら、内部は、コンクリートの打ちっ放しで、改修し、コンクリートと、木造とを融合させ、新しい空間を創造しています。

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Museum 入口
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入館者に渡されるパンフレットです。
内部は例によって撮影禁止。
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「地中美術館」 安藤忠雄、設計  
地中美術館は「自然と人間を考える場所」として2004年に設立されました。
 その点では、全てのコンセプトで、豊島美術館と共通の命題を備えていると言えます。
建物の大半が、地下に埋設され、自然光を取り入れ、時刻の変化によって、刻々、表情が変化していきます。
  地中美術館のパンフレット
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チケットセンターから、しばらく歩いて出入口に着きます。
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出入口から、入館へのアプローチ。
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「南瓜」草間彌生 作
草間彌生さんを初めて知ったのは、1998年8月(平成10年)に訪れた、ニューヨークの、近代美術館で、偶然、
「草間彌生展」を開催していました、金色の玉を敷詰めたフロアーなど、理解し難い作品が、強い印象として残っています。
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直島 本村地区
歯医者さんの旧家を、丸ごとアートに変身、外観も外観なら、内部も内部と、だけ言う他ありません。

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角屋 本村地区
この地区は、普通の民家がアート会場に、ちょっと探すのに一苦労です。
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本村地区
水に浮かんだ家屋、中に入る事が出来ますよ。
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「赤かぼちゃ」 草間彌生、作
直島、宮浦港緑地 直径約7m
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豊島(てしま)

「あなたの最初の色」ビビロッティ・リスト
唐櫃地区 土蔵の中、カラフルな映像作品です。
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「島キッチン」阿倍 良
島の食材を使った美味しい料理を、皆さんに提供します。 
開店前で、裏からの屋外テラスの写真です。
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「空の粒子」 青木野枝、作   唐櫃地区
貯水タンクを囲むように、空に粒子が舞うようなオブジェです。
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「豊島美術館」(アート)内藤 礼(建築)西沢立衛 
全景 ポストカードを転載(了解済)

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右のコンクリート建築物は、チケットセンター、地中に埋没しています。
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手前が美術館、左の小さいドームはカフェ&ショップです。
手前に隠れてチケットセンターが有り、チケットを受取ると、左の細道を辿りながら、小高い丘を一回りして、美術館に入館する、出ると、左のカフェ、ショップを寄りながら戻ってくるというコースです。
この美術館は、これまでの美術館の概念を変え、建物や自然そのものが一体化して、アートして存在するというものです。
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チケットセンター内部
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美術館へのプロムナード、ぐるりと一周しながら、心を無にして、自然と一体となりながら入館します。
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内部はもちろん撮影禁止 
床のほんに小さな水たまりが、勝手に移動し、集散を繰り返すという、不可思議な情景に遭遇します。
内部の雰囲気を、少しは理解してもらえたでしょうか。 ポストカードを転載(了解済)

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カフェ&ショップです。右端は厨房、正面はショップ、真中は利用者のための椅子。
あまり、端に寄ると頭を打ちます。
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明かりは天上から差し込む、自然の照明が暖かく円やかな光彩を放ちます。
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付近は美しい棚田が広がり、素晴らしい風景を目にする位置に建設されています。
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「あなたが愛する者は、あなたを泣かせもする」 トビアス・レーベルガー、作
弐階建て丸ごとのアート・レストランです。
豊島 家浦港
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外部テラス、カウンターが何処にあり、椅子が何処にあるか。
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「豊島横尾館」(アート)永山祐子(建築)豊島横尾館
横尾忠則さんの美術館

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外観
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度肝を抜く、赤いシートを中に挟んだ合わせガラスを通して、外部を見ています。
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外部で見る庭の風景、室内から見ると、また違った色の風景を、眺める事が出来ます。
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トイレ内部、落着いて用を足せるかどうか、
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 瀬戸内の島々を舞台に開催されている、「瀬戸内国際芸術祭」を訪れました。
 昔から、島々は、それぞれの文化を持ち、大切に継承されてきました。
 それらを支えてきたのは、瀬戸内海という、交通の大動脈であり、島々を行き交う船は、新しい風を運んできました。
 今、その島々に、アートという新しい風が吹き、それらが島々を活気付け、アートの島々として、内外から脚光を浴びています。
 この度、それらの島を巡るツアーが計画され、大いなる期待を持って参加しました。
 以下はそれらの島々の僕の拙い報告です。


行程

 姫路港(フェリー)~小豆島、福田港~醤の郷・坂手~肥土山・中山~土庄港(フェリー)豊島、唐櫃港~家浦港(高速船) ~直島、本村港~宮浦港(フェリー)宇野港



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瀬戸内国際芸術祭2013作品鑑賞パスポート記名式で本人しか使用出来ません。
開くと、イベント会場の番号が印刷され、各イベントに参加すると参加印を捺印出来るようになっています。
No1よりNo165。他に8ヶの枠があります。別に割引料金で入場出来る美術館やイベントもあります。
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小豆島(しょうどしま)



「醤の郷」(ひしおのさと)坂手地区
醤油の町、そこかしこに、醤油蔵が建ち、あたり一面、醤油の香りが立ち込めています。
古い町並みを保存し、そこにアートが点在しています。
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醤油蔵が続く、醤の郷です。
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「醤油蔵通りプロジェクト」
マルキン醤油、第四号蔵 杉桶がはるか彼方まで並び、醤油の香りが辺りに漂う。
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「醤油倉庫レジテンスプロジェクト」 織咲 誠・小山泰介、作
江戸末期創業の、醤油会社の倉庫が、ギャラリーに変身しています。
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「ANGER from the Bottom」  ビートたけし、ヤノベケンジ制作
一時間置きに、古井戸から,巨大な怪物が立上がり、口から水を噴出します。
頭には斧が刺さり、地響きと共に出現します、音はたけしさんの声をもとに作成されたとか。
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 この怪物騒ぎのすぐそばの、元、坂手幼稚園の「遊児老館」で、柴 幸男さん主宰の劇団「ままごと」が今回,小豆島で公演する、「日本の大人」の立ち稽古が行われていたので拝見しました。
 制作総指揮の宮永琢生さんに、冷たいお茶をご馳走になりながら、お話を聞かせて頂きました。
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稽古の案内板が、慎ましやかで、楽しい。
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上演演目のパンフレット。
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若い人々の集まりで、熱気をはらんだ稽古が行われていました。
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「THE STAR ANGER 」 ヤノベケンジ、作
灯台跡に制作されました、作品が太陽の光に、燦然と輝きを放ちます。
小豆島 坂手港
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「おおきな曲面のある小屋」 島田 陽,設計
醤油蔵を組み合わせたような、トイレと思えないような、公衆トイレです。
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男子用の内部も、チョット拝見。
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「オリーブのリーゼント」 清水和久、作
オリーブの実に、リーゼントをかぶせて強さを、表現しているというそうです。
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「小豆島カタチラボ」 graf 旧山吉醤油母屋
一見、普通の民家の佇まい、入るのも躊躇われるような、ギャラリーです。
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内部の写真撮影もどうぞ、という数少ないギャラリーの一つでした。
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「太陽の贈り物」 犀正化、作
オリーブをモチーフにしたオブジェ。
海に面し、冠の円環の中から、瀬戸内の風景を眺めるように。
小豆島 土庄港
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「猪鹿垣の島」 斎藤正人、作
獣除けのししがきを、アートとして再生したものです。
小豆島 肥土山地区
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「小豆島の光」 王文志、作
棚田の最低部に、約5.000本の竹を組んで構築された、巨大なドーム。夜間はライトに映えます。
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 エンゼルロードと呼ばれ 一日2回、干潮時のみ「余島」と呼ばれる対岸に渡る事が出来ます。
早朝4時半、引き潮を待って、散歩に出かけました。恋人同士が手を繋いで渡ると、一生幸せに過せるという。
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四国「高松へ」

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 青春18切符を利用しての、気儘な小旅行も楽しいものです。
ただ期間が限定されているのが残念ですが、そんな贅沢も言えないでしょう。
 今回は四国高松へ、滞在時間が短いので、栗林公園がお目当てでした。


 岡山から高松への「快速マリンライナー」に乗車です。
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 降り立った、JR高松駅前です。
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 「サンポート高松」です。JR高松駅や高松港に整備された、四国の新しい玄関です。
 遊歩道や商業施設が集中して、楽しく時間を過せそうな場所です。
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 「ハーバープロムナード」です。
 本州や瀬戸内に浮かぶ島々への連絡船の発着場として、サンポート高松に隣接して整備されています。
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 駅近くの、瀬戸内海に面した、「玉藻公園(高松城跡)」に寄りました。
 高松城は松平頼重の居城で、北側は海、残り三方を濠として海水を引き入れ水城として有名です。
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 正面は水門です。この城は濠と海が繋がっているため、干満による水位調整のための水門が設置されています。
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 往時を偲ぶ石垣です。
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 内苑御庭です。
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 「栗林公園」(りつりんこうえん)です
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 南湖と掬月亭(きくげつてい)です。
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 南湖です。
 この池を中心に、回遊しながら景色の変化を楽しむように作庭されています。
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 飛来峰の頂上から見た、偃月橋(えんげつきょう)です。ポスターや絵葉書などによく登場します。
 弓張り月(半月)が湖面に影を映す姿から、名付けられたものです。
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