「毘沙門さん」と親しまれている毘沙門堂は、天台宗の門跡寺院で、大宝3年(703年)行基によって開かれたました。
当初は京都御所の北、出雲路にありましたが、戦乱など苦難の末に、寛文5年(1665年)現在地に再建されました。
ご本尊の毘沙門天は、伝教大師のご自作で、商売繁盛、家内安全のご利益があるとされ、多くの人々の信仰を集めています。
毘沙門堂への入口です。
極楽橋の側の門跡碑も見えます。
門跡碑です。
極楽橋の袂に立っています。
仁王門への急な階段が続きます。
仁王門です。
阿吽の金剛力士像に出迎えられます。
仁王門です。
仁王門を潜り、本堂に向かいます。
本堂、仁王門などの修復が行われて、江戸初期、再建時の色彩、風情が蘇りました。
本堂へ入る唐門です。
本堂です。
本堂を囲む朱塗りの透塀が鮮やかです。
勅使門です。
檜皮葺きの総門で、陛下の行幸、勅使の代参、門跡門主の晋山式以外は開門されません。
薬医門への長い石段です。
薬医門から玄関へと続きます。
玄関と宸殿です。
御所にあったものを、元禄6年(1686年)移築したものです。
宸殿前の名高い「毘沙門枝垂れ桜」です。
樹齢、百数十年、高さ、約十メートル 枝張り、約三十メートルということです。
椿と桜の花が仲良く咲いていました。
コメントする