東寺の「初弘法市」

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  京都の街中で、「教王護国寺は何処ですか」と尋ねても、多くの人はキョトンとした顔をされるかもしれません。でも、「東寺さんは何処ですか」と聞けば、すぐにだれでも教えてくれるほど身近なお寺で、昔から通称が「金閣寺」や「銀閣寺」と共に、世間一般に広く認知されているお寺です。

 「東寺」。正式名称 教王護国寺(きょうおうごごくじ)です。
 東寺真言宗の総本山で、平安京造営の際、国家鎮護のために創建され、唯一残る平安京の遺構です。
 その後、弘法大師空海に託され、密教寺院として誕生しました。

 縁日は弘法大師の命日である、3月21日の御影供の参拝者を目当てに、露店が立ち並ぶようになり「弘法さん」と親しまれて、毎月開かれるようになりました。
 特に12月の「終い弘法」、新年の「初弘法」は大勢の善男善女が詰め掛けて大賑わいをみせます。

 今年の初弘法はお天気も良く暖かい日和で、僕も出掛けてきました。
 初弘法の時の賑わいのスナップ写真です。


 
 南大門付近です。
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 「東門」です。ここから出入りする人が一番多いようです。
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 「北大門」から入って正面が食堂です。
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 どこもかしこも大混雑、人波に揉まれて、押すな押すなの大盛況です。

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 ありとあらゆる露店が軒を連ねています。ちょっと一息です。
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 食堂です、お参りする人々で近寄れません。
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 五重塔も今日ばかりは人出の熱気に圧倒されて霞んで見えるようです。
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 春を待ちかねるように、色とりどりの花がお客さんを待っています。
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 今年の新年にお参りした時の、普段の静かな東寺さんを少しご紹介します。


 九条通りの美しい土塀です。縁日の日は、露店や人波の陰に隠れて見えません。
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 南大門(なんだいもん重要文化財)です。この門が正門になっています。
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 この南大門から北に向かってまっすぐ一直線に、金堂(こんどう) 講堂(こうどう) 食堂(じきどう) と大伽藍が並んでいます。
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 南大門を入って正面に金堂が建っています。
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 「修業大師像」です。 弘法大師の修業時代の像です。南大門のすぐそばにあります。常にお花が供えられて信心の深さを感じます。
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 金堂(国宝)です。関ヶ原の合戦後に落慶した、桃山時代の代表的な建物です。
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 講堂(重要文化財)です。
 寺域の中心で、大日如来が安置されています。
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 食堂です。観音堂とも呼ばれています。 
 巡礼者の祈りの場となる納経所ともなっています。
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 御影堂(みえいどう)入口です。
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 御影堂(大師堂)国宝です。
 弘法大師のお住まいだった場所です。

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 毘沙門堂入口です。
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 都七福神 兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)をお祀りしています。
 御影堂のすぐそばにあります。
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 南大門を入って右を見ると境内の東南に五重塔が見えます。
 JRの電車が京都駅に近づくと最初に見えるのがこの五重の塔と京都タワーでしょう。
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 五重塔(国宝)です。高さ約55m 寛永21年(1644年)に再建された日本で一番高い五重塔です。
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 「鐘楼」です。足利尊氏寄進の鐘で毎朝、東寺の開門を告げてきた鐘ですが、傷みが激しく宝物館に保管され、新しく同じように鋳造されました。
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 東大門(不開門)です。
 建久9年(1198年)の再建です。
 足利尊氏が門を閉め、危うく難を逃れたという故事により、「あかずのもん」と呼ばれるという。
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 境内の東側一帯に庭が広がっています。
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 池畔からの五重塔です。
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このページは、Kが2014年1月22日 18:15に書いたブログ記事です。

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