館山で一夜を過し、最終日三日目は、まず旅館の近くの洲崎灯台に立ち寄ることとなりました。
洲崎灯台は小振りながら、朝日に向って孤独に耐えているように映りました。
館山湾から東京湾への遠望です。
航行する大型貨物船の向こうに富士山の姿が望まれます。
岩礁に、釣人の姿が幾人か見られました。
サザンカが咲いています。
洲崎灯台から、房総フラワーラインを、行き交う車も少なく、快適な海岸沿いの道を、野島埼灯台へ。
快晴の海岸沿いです。
野島埼灯台の駐車場に車を置き、まず、そばの厳島神社にお参りです。
恐らく漁民の信仰を集めているのでしょう。良く手入れの行き届いた社殿に拝礼して、隣接の灯台に向かいます。
房総半島最南端の地、野島崎に立つ白亜の八角形をした大型灯台です。
辺りは南房総国定公園に指定されています。
灯台を取り囲むように、ぐるりと一周出来る遊歩道が設置されています。
遊歩道から、雄大な太平洋が間近に眺められます。
海岸に打ち寄せられる波浪が砕け散っていました。
最南端の岩礁から灯台を振返っています。
最南端の記念碑です。
野島埼灯台から、南房総の人気のスポット奇岩名勝の地、鋸山へ。「富津館山道路」を利用して車を進めました。
ロープウエーを利用して一気に(海抜329m)の頂上へ。石を切り出した岩肌が、鋸の刃のように鋭いことから、鋸山の名称が付けられたと言われています。
山頂展望台から、雪を頂く富士山も眺めることが出来ました。
眼下に広がる、東京湾と金谷漁港です。
山頂直下の百尺観音です。
石切り跡の絶壁に刻まれた、高さ30mの大観音石像です。
山頂から10分程下ると、日本寺があります。
その境内には、高さ31mの日本一の石大仏があります。
鋸山の一帯に広がる日本寺の境内には、石大仏を始めとして、東海千五百羅漢(千葉県指定名勝)が、そこかしこに安置されています。
このような断崖絶壁が至る所に見られます。
一汗かいて、鋸山回遊コースを歩いてきました。なかなか見応えのある風景の連続でした。
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