フィリーズとのワールドシリーズ、3 勝 2 敗でリードしてヤンキースタジアムに戻ってきました。
試合前のスタジアム、GATE 6 は多くの人であふれ返っています。ほとんどがヤンキースファン。今日こそ決めて欲しい、という期待で、テンションも上がりっぱなし、という様子。
フレディおじさんも、「NO NEED FOR 7」と、今日の試合での勝利を願うメッセージをかかげます！
先発投手 3 人をすべて中 3 日で起用するという監督の采配に賛否両論ある中で、ベテランのアンディ・ペティット投手がどこまで持ちこたえるか、不安な第 6 戦です。
フィリーズの先発は、前回もかなり良いピッチングを見せたペドロ・マルティネス。スピードは落ちたけれど変化球を交えて打者を翻弄する投球が、今回も通用するのかどうか。。。ヤンキース打線がペドロを打ち崩せるのかどうか。。。
いよいよ試合開始です。
アンディは、期待以上の投球を見せ、さすがポストシーズン最多勝利の貫録です。
2 回の攻撃。4 番 A. Rod を 1 塁に置いて、本日最初の松井選手の打席。ペドロを苦手にしてきた松井ですが、前回のペドロとの対戦でホームランを打ったこともあり、今回もやってくれるんじゃないか？という空気がスタジアムを満たします。
すると、、、
本当に打ってくれました！ホームランです！ 2 ランです！先制です！
ダイアモンドを駆け抜ける松井選手！最高です！
スタジアム中、大歓声にハイタッチ、MATSUI コールが起こります。
キャプテン・ジーターに祝福される松井選手。とーっても嬉しそうでした(*^_^*)
すぐに 1 点を返されたその裏、満塁で A. Rod が三振して 2 アウト、という難しい場面で、再び松井に打席が回ってきました。
この大事な場面で、なんと、2 点タイムリーを打った松井選手！スタジアム中から、MATSUI コールと MVP コールが沸き上がります。すごすぎる〜(*^o^*)
5 回にもチャンスで回ってきた打席で 2 点タイムリーと、なんとこの日 6 打点の大活躍。この時点で、ワールドシリーズの打率は .727、
ホームラン 3 本、8 打点という数字を叩きだしました。残念ながら最後の打席は中途半端なスイングの判定で三振となってしまいましたが、それでも打率 .615 と信じられないような結果です。
この松井のバットのおかげで、試合はヤンキースの余裕のリードをブルペンが守り、予想以上の楽な試合運びで勝利をおさめることができました。松井選手、夢にまで見たワールドチャンピオンです！
メジャーリーグ全球団中最多の 27 回ワールドチャンピオンを達成したヤンキース。新球場で、輝かしい一歩を踏み出しました。おめでとう！！
祝福し合う選手たちの中に、もちろん松井選手の姿も。
そして、、、
MVP は、松井選手です。
グラウンド中央の特設ステージで表彰される松井。
ヤンキースでチャンピオンになるためにアメリカに渡ってきた松井、MVP までとれて最高ですよね〜。おめでとう、松井選手(^o^)/
最後のシャンパンファイト。真ん中でトロフィーをかかえてみんなからシャンパンをかけられているのはもちろんジーター。
あ〜一年間ずっと応援してきたので、本当に嬉しいです〜。
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