グッゲンハイムでは 5 月 9 日まで、ピカソ展が開催されています!「Picasso and THE WAR YEAR: 1937-1945」。
ピカソの作品に多大な影響を与えた、スペインの市民戦争をはじめとする時代背景が解説された上で、世界中から集められた、この時代のピカソの作品が展示されています。
ピカソは、「戦争を描くことはしないけれど、戦争の影響が作品に現れていることは否めない」と話したそうですが、たしかに、戦争自体を描いた絵はないのですが、この時代の作品には戦争の影が一貫して感じられます。
京都の現代美術館から来た作品もあったりして、日本の美術館もなかなかいいのをおさえてるなーと感心しました(^_^)
あと、いつも感じることですが、ピカソの描く女性は、とても魅力的で、絶対にモデルは絶世の美女だったにちがいない!と思わせられます。実際の絵は抽象画なのですが、ちゃんとモデルが超美人であることがわかるんですよね~(^o^)
ピカソ大好きな私にとっては、今回の NY 滞在最後のグッゲンハイムがピカソ特集で最高に幸せでした(*^_^*)
同時に開催されていた「Jim Dine: Walking Memory, 1959-1969」の方は、らせん状の美術館の上半分を使っていましたが、下半分のピカソ展と明らかに人気の差が出ていました(^_^;)
今回の展示では、珍しくらせんの下から上へと鑑賞していきましたが、がっくり人が減っていると思ったら、ピカソが終わってジム・ダインだった、という感じ。。。もちろん作品が悪いわけではなく、この時代にこういうことをすでにしていたんだなーと思えるものばかりだったのですが、なにしろピカソと組んであるので、どうしても比較してしまいます。
常設展も中身が少し入れ替わっていて、ちがった雰囲気で楽しむことができました。
Leave a comment