さて、「バグズ・ライフ(BUG'S LIFE)」は、ディズニーが最新 CG テクを駆使して作った、世界一のクオリティを誇るアニメーション。「トイストーリー」のチームによる世界最高水準の CG は、最初のショットから、ホントに CG とは思えないほどの映像の美しさです。
ストーリーは寓話「ありとキリギリス」の「七人の侍」ヴァージョン(笑)笑いあり涙あり冒険あり戦いあり教訓あり、ディズニーらしいストーリー展開で楽しませてくれます。
主人公のフリックの声はデイヴ・フォーリー、プリンセス・アッタはジュリア・ルイス・ドレイファス、グラスホッパーのリーダー"ホッパー"役はケビン・スぺイシー。
テーマは「自我の目覚め」とでもいいましょうか(笑)フリックの成長を中心に、おちびのありんこプリンセス・ドットや幼虫からさなぎそして蝶へと成長するハングリー・ハイムリッヒはまさに大人に、プリンセス・アッタの愛の目覚め、おちゃめなテントウムシのフランシスは自分の中の「女性」性を発見するなど、あちこちに「自我の目覚め」がプロットされています。
ところどころのパロディやジョークも笑えるのですが、最高なのは、エンディングの「NG 集」。アニメなので、登場人物の NG などはありえないのですが、わざわざ NG 編を作っているところが、遊び心いっぱいです。あるある~という感じの NG ばかり!会場中大爆笑の連続でした。
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