さて、SOHO のグッゲンハイムのテーマは、プレミスィズ(Premises)。Premises とは建物のことなのですが、この展示は、アーティスト(建築家)と環境の関係を表したもの。単に建物(スペース)を意味するだけでなく、建物(スペース)にかかわる芸術的アプローチを表すということです。
白いスクリーンに映し出されるスライドと建物の模型とを対応させたものは、全体を三次元で感じられる模型と、さまざまな方向からのショットが瞬間的に次々浮かぶ二次元のスクリーンの対比でPremises を実感できる素晴らしい展示方法だと思いました。
プライベートスペースを表現したモデルルームなどは、アーティストのメッセージが壁に描かれていたりして、とても楽しいものです。「さっさとこの美術館を出なさい。そして街でこそアートを感じなさい」というようなエピローグにはドッキリ(笑)
ビデオプログラムもたくさんありましたが、Premises を表現したパフォーマンスがいっぱい。コンテンポラリーでちょっとわかりにくいですが、中には笑えるものもあり、時間があればゆっくりチェックするのもいいですよね。
今回、アップタウンとソーホーのテーマがちがうのですが、どちらもフランスからやってきた、というのが共通です。模型の中には、ポンピドー美術館もありました(^_^)楽し~(*^o^*)
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