ハイドン・ストリング・カルテット

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 今年のリンカーンセンターの MOSTLY MOZART FESTIVAL は、ハイドン・ストリング・カルテット(Haydn String Quartets)。

 クラシック音楽の重要な要素が現れたのは、ハイドンの初期のカルテットだったということで、この夏のフェスティバルで取り上げられたとのことです。一時間以内の軽いコンサート(^_^)気軽に楽しめる内容ですね!

 期間中 68 のカルテットが演奏された中、私が聴いたのは、Op.50 No.4 No.6。アリスタリーホール(ALICE TULLY HALL)です。VELLINGER STRING QUARTET の演奏で、ファーストヴァイオリンとチェロが女性、セカンドとヴィオラが男性という 4 人組。なかなか息の合った演奏で、安定していたのが印象深いです。

 全体的にテンポが良くて、文字通り軽快な感じ。情緒的なものよりも、音やリズムを楽しむように演奏されている気がしました。曲想は演奏の仕方ではなくて音に出す、という感じでしょうか。

 というわけで、なんと、45 分ですべての曲が終わってしまいました。アンコールはなし。

 いっしょに行った、デザイナーの Masako さんは、「なんだかあっけないよね~(^o^;)1 時間っていってるのに、45 分で終わるなんて~」と少々不服そうです。うーん、あっさりしていて良いのだけれど。もうちょっと余韻に浸りたい気もします。

 それでも、室内楽が大好きな私は、久々に生の弦の音を聴いて、嬉しかったのでした。

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