NY で人気の美術館の一つ、近代美術館(MUSEUM OF MODERN ART:MoMA)。なんと私は、今回初めてここを訪れたのでした。
5th Ave. の、Bill さんのいる USIA オフィスのあるビル 666 の横53rd St. を西に歩いて行くと、右手に「MoMA」の旗がひらひらと。。。建物自体もすっきりしていて近代的。でも、「いかにも美術館」という感じがなくて、開放的なイメージさえあるくらいです。
常設展では、セザンヌやゴッホ、シャガール、マティス、モネなどの有名どころの絵画が並び、本物に触れる喜びを隠しきれません。中でも、大・大・大好きなピカソ!もう懐かしくて涙が出そうなくらいの大感激です。どの美術館に行ってもそうなのですが、「あ、これいいなー」と思って作者を見ると必ずピカソなのです。以前パリのピカソ美術館で、ピカソの初期から末期までを通して観て本当に絵がうまい人だと感心してから、ずっとピカソ・フリークな私。ピカソの作品がたくさんおさめられている MoMA には、足しげく通ってしまいそうな予感です。
5 月 26 日まで展示されている「Chuck Close」の Portraiture にはリアルな「顔」の再現で驚かされます。まるで写真そのままに、しわの一本一本、皮膚の凹凸や光のあたり具合まで、完ぺきと言えるほどに描き出されています。何度も近づいたり離れたりしながら観ている人が多かったのが印象的。もちろん、私もその一人。
MoMA といえば、彫刻庭園も人気ですね。ロダンやピカソの彫刻、噴水、花壇、明るい太陽の光。ベンチに座ってぼんやりするのにもってこいです。ただし、私が行ったのは夕方だったので、「もうおしまいです」とすぐに追い出されてしまいました(^_^;)今度はお昼間にゆっくり来ようと心に誓った私です。
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