2008 年 9 月に、コロンバル・サークルの 8th Avenue の角、ロリポップ・ビルあとに登場したアーツ・アンド・デザイン美術館(The Museum of Arts and Design)。
近代的なおしゃれなビルディングに、中身もおしゃれなデザイン美術館ということで、雑誌の建築特集で紹介されていたので、のぞいてみました。
MoMA の向かい側にあった旧アメリカ工芸美術館(The American Craft Museum)がリニューアル・オープン、というわけです。
この日は、セラミック(陶器)・アート展、ガラス・ペインティング展が開催されていて、セラミック展の方では、京セラのはさみや包丁が展示されていたのにはびっくり。常設のジュエリー展では、ショーケースが引き出し状になっていて、すべて観るにはかなり時間がかかりそうでした(^^;)
残念ながら中では写真撮影禁止とのことで、外観のみ。
所々にガラスを配した外壁はとてもシャープな印象ですね。空(雲)が映ってきれい\(^^)/
アーツ・アンド・デザイン美術館と同じく建築特集で紹介されていたもう一つの新しいビルディング、ハーストタワー(Hearst Tower, 2006 年)は、ここから少し南下、8th Avenue と 57th Street の南西角にあります。
1927 年建築 1988 年歴史的建造物に指定されたハースト社のビルを土台に、ノーマン・フォスター設計のガラスのタワーが建ちました。
このビルは、建築資材の 85% がリサイクル資源で、鋼材の使用を 20% 減らしたことで、2000 トンの鉄骨を節約できたとのこと。この削減のための工夫でもある、グリッド状のデザインは、他には観られない特徴的なものとなっています。
またこのビルは、ガラスからの採光によるエネルギー効率や、雨水循環システムを利用した機器の冷却などの工夫が凝らされた「グリーン・ビルディング」として注目を集めています。
エントランスの滝は有名で、この日は休日だったため入ることができませんでしたが、また機会があれば、見てきたいと思います!
Leave a comment