May 2009アーカイブ

苦闘するメッツ

| コメント(0)
 Metsは、今月の初旬、7連勝して、地区の首位に踊りでるほどの勢いを示していました。そして、ホームでBravesに1勝2敗と負け越した後に、今シーズン最も過酷なロード10連戦に挑み、結果として5勝5敗で終え、現在23勝20敗で、地区首位のPhilliesに1.5ゲーム差の2位です。

 この10連戦の間、Delgado(DL入り)、Putz(復帰)Reyes、Cora(DL入り)、Beltran(DHで出場)、Church、K-Rodと相次いで、故障者がうまれ、チームは悲惨な状態で戦い抜きました。まず、Giantsには、3勝1敗で勝ち越しましたが、Dodgersには、何れも接戦を落とし、3連敗しました。しかし、ホームで極めて強いRed Soxを相手に2勝1敗と勝ち越し、傷だらけのチームは、過酷なロードを終えたのです。

 この間のチーム状態を如実にあらわす試合は、Dodgersとの初戦です。延長11回裏、この回2つ目のエラー(この試合5つ目のエラー)で、決勝点を与え、3対2のスコアでサヨナラ負けを喫しました。その試合では、信じ難い走塁ミスもありました。11回表、ヒットで、3塁を回り、勝ち越しのホームを踏んだChurchが、3塁ベースを踏み忘れ、アウトになったのです。この前代未聞のボーンヘッドが、その裏のエラーによるサヨナラ負けにつながったのでした。
 Metsは、元来、エラーや走塁ミスが多いチームですが、この試合のエラー4個は、故障者の影響によるものです。代役の遊撃手、Ramon Martinez(3Aから急遽招集)が犯した2個、1年振りにメジャーに上がったAngel PaganがBeltranへの外野フライを邪魔したエラー。そして、決勝点となったエラーは、急造の1塁手、Reedの本塁への悪送球でした。Churchの走塁ミスは、言い訳することはできませんが、4つのエラーは、チーム状態が生んだもので、当事者を責めることはできません。

 Dodgersに3連敗を喫し、そのまま連敗を重ねる可能性もありました。そのようなチームを救ったのは、紛れもなく、エースのSantanaでした。Red Soxとの初戦、味方の3個のエラーにも関わらず、Santanaは、118球(シーズン最多投球数)を投げ、7回を3失点(自責点2)に抑え、5対3の勝利に貢献しました。Santanaが先発した9試合では、援護点が少なく、エラーが多い(12)というデータがあります。しかし、エースとしての自覚をそなえたメジャー最高の左腕は、不利な状況を克服し、粘りの投球をして、絶えずチームの勝利につなげています。彼の存在が、これまでのチームを支えているのです。

 今後のMetsは、故障者の復帰が鍵を握っているでしょう。特に、Red Soxとの初戦で、12個目のセーブ(今季失敗なし)を記録した守護神K-Rodが突然の背筋痛を訴えた点が気がかりです。翌日のセーブ機会は、Putzが役割をはたしましたが、K-Rodなくして、Metsのブルペンを語ることはできません。昨日の様子では、大事には至っていないようですが、少なくとも数日間は、出場しないことが予測されます。K-Rodの早期復帰がMetsの明暗を分けるかもしれません。
 何れのチームにも故障者がいます。その際、控えのベテラン、あるいは、マイナーから昇格した若手が、いかに故障者の穴を埋めるかが重要となります。Metsにも新しいヒーローが生まれてほしいものです。

 
 

ヤンキース絶好調

| コメント(0)
 5月8日にA-Rodが復帰し、その試合でいきなり初球をホームラン(3ラン)して勝利を導いて以来、ヤンキースは、11勝2敗という成績で、現在9連勝中です。地区1位のBlue Jaysに1.5ゲーム差、同2位のRed Soxに1ゲーム差と迫り、地区の首位争いが激化してきました。

 ヤンキース好調の原因は、やはり、A-Rodの復帰といえるでしょう。彼の13試合の成績は、打率でみると、171 Ave.で、かなり不調のようにみえますが、ホームラン5本、打点10、四球12、出塁率382 Ave. という結果を残し、チームの勝利に大きく貢献しています。特に、5本のホームランがすべて、大事な場面で生まれています。初回の先制パンチ、追い上げの一発、そして、劇的なサヨナラホームランもあります。個人成績を上げるだけの無駄なホームランがひとつもないのです。
 また、クリーンナップ(4番打者)が固定したことで、打線に軸ができて、他の打者にもよい影響がでています。特に、3番打者Teixeiraの好成績は、彼自身が上昇気流に乗ってきたともいえますが、それ以上に、A-Rodの存在感がもたらす効果によるものでしょう。相手投手は、A-Rodが後ろに控えていることを意識して、その前の打者との勝負を急ぎ、結果として、甘い球を配球してしまうのです。A-Rod復帰前と後のTeixeiraの成績を比較すると、その差は歴然としています。25 試合で、198 Ave. 5HR、15RBIの成績に対して、13試合で、48打数17安打、354 Ave. 6HR、17RBIという数字です。開幕から絶不調で、ホームでもブーイングを浴びていたTeixeiraが実力通りの活躍をするようになったのは、A-Rodのおかげでもあるのです。

 この13試合、先発陣が安定した成績を残していることも勝利につながっています。特に、エース、Sabathiaがようやく、額面通りの働きをするようになってきました。A-Rodの復帰戦では、完封勝利をあげ、その後2試合でも、8回2失点、7回1失点と、相手打線を抑え、3連勝中です。クリーンナップとエースがその名にふさわしい役割をはたしているチームは、やはり強いです。

 9連勝は、決して楽な勝利の積み重ねではありません。その間、1点差ゲームが4試合、サヨナラ勝ちが3試合です。特に、Twinsとの4連戦では、3試合連続サヨナラ勝ちという劇的な試合が続きました。こうした神懸かり的な勝利を呼び込むチームには、誰も止められない勢いがあります。

 しかし、ヤンキースには、いくつかの課題も残されています。先発のWangと捕手Posadaの復帰は、今後、勝利を重ねる上で不可欠な要素です。Hughesは、最初の先発では、すばらしい投球をしましたが、その後、2回を抑えられず火だるまにあうなど、Quality Startができません。また、2A上がりの捕手、若手のCervelliが活躍していますが、Posadaの穴を埋めることは出来ません。
 さらに、A-Rod復帰後、話題となっているのは、5番打者の確立です。Matsuiは、太腿裏のはりの影響によるのか、全く5番打者としての役割を果たしていません。この13試合、ソロホームランを2本打っているものの、打率は、167 Ave.です。その前の3試合を含めると、得点圏では、8打数0安打です。5番打者のこの成績が、A-Rodの打率の低さに少なからず影響をあたえているのです。
 故障者の早期復帰と中軸の確立が、今後のヤンキースに求められています。

メッツの5月攻勢

| コメント(0)
 Metsは、5月に入り、ロードで同地区のライバルPhilliesとの対戦を1勝1敗で分けた後、5連勝と波に乗ってきました。4月を借金3(9勝12敗)という成績で終え、チームは、決してよい状態ではありませんでした。この5試合の間、監督のManuelも指摘しているように、Metsは、必ずしもよいゲームをしているわけではありませんが、よい結果を残しています。
 
 勝因は、何といっても、先発陣の安定した投球です。連勝中、5人の先発投手全員がQuality Startをしました。最初の4試合では、Maine(6回、3失点)、Hernandez(6.1回、1失点)、Santana(7回、0失点)、Pelfrey(7回、3失点)とSantana以外の投手陣も役割を果たし、全員が勝利投手となりました。昨夜、8日の試合でも、不調でDL入りしたPerezに替わって先発したルーキーのJon Niese(Major 4度目の先発)が、6回を2失点で抑え、勝利投手にはならなかったものの、チームの勝利に貢献しました。4月に、Sanatana以外の先発投手陣の崩壊という状態を指摘しましたが、5月に入り、先発陣全員が安定してきたのです。

 先発陣の踏ん張りだけでは、必ずしも、勝利をつかむことはできません。特に、この5試合のスコアを見ると、すべてが接戦です。最初の4試合では、1点差が2試合、2点差が2試合という結果です。僅差のゲームをMetsが制した要因は、もちろん、守護神K-Rodの存在です。4試合連続でセーブを記録し、その間、自責点は0です。過去2年間、抑えのBilly Wagnerの不調、そして、昨年後半の故障(9月に肘の手術、現在リハビリ中)により、Metsは、絶対的な守護神を欠いていました。そこで、今シーズン、FAのK-Rodを獲得し、盤石な逃げ切り体制を築いたのです。これまでのところ、K-Rodは、期待通りの活躍をしています。

 攻撃陣も、GM Minayaのリーダー不在発言で奮起したのか、主軸が勝利に貢献する働きをみせてきました。特に、今シーズン安定した成績を残してきたBeltranとチーム成績不振の一因とみなされてきたWrightのホームランがチームの勝利に貢献した試合が2試合ありました。

 しかし、冒頭で指摘したように、Metsが、必ずしもよいゲームを続けていると言い難い面があります。特に、4月にも見られたことですが、大事なところでのエラーが多い点です。5日のBraves戦でも、4対1のリードで迎えた9回裏、K-Rodをマウンドに送り、難なく勝利をつかむと思われていましたが、2死1、2塁の場面で、1塁手のDelgadoが簡単なポップフライを落球し、得点を許し、その後のヒットで追加点を上げられ、Metsは、危うく、試合を落とすところでした。5連勝中、エラーを記録していない試合は、ひとつもありません。今後、Metsが快進撃をするためには、Fundamentalsを整える必要がありそうです。

ヤンキース5連敗

| コメント(0)
 ヤンキースは、5月に入り、Angelsに1勝した後、5連敗という最悪のスタートを切りました。Red Soxには、2連戦をSweepされ、今シーズン、5戦5敗です。その後、Raysにも2連戦をSweepされたのです。5月には、DL入りの選手も復帰し、4月に不調であった選手も力を発揮すると思われていました。しかし、結果は、悲惨な状態です。問題はどこにあるのでしょうか。
 
 この5連敗の間、先発陣の不安定な投球が顕著でした。Quality Startをしたのは、6日のRays戦に先発したBurnett(6回、3失点)だけでした。5日のRed Sox戦で、Jobaが初回の4失点後、別人のような投球をして、5.2回を投げて、自己ベストの12三振を奪う力投をしましたが、6回を投げきることなく4失点ですから、先発投手の役割を果たしたとはいえません。2日のAngels戦に先発したエースのSabathiaは、またしても、期待に応えられず、5.2回を5失点という内容で、3敗目を喫しました。先発投手陣が、額面通りの働きをしない限り、Yankees浮上のきっかけをつかむことはできないでしょう。

 また、この間、攻撃陣も精彩を欠きました。特に問題なのは、得点圏に走者を置いた場面で、ヒットが生まれないことです。5連敗中のチーム得点圏打率は、43打数6安打で、140 Ave.です。残塁は、40にも及んでいます。このところ打線の中軸を任される3選手のシーズン得点圏打率は、Teixeira 200、Matsui 250、Cano 195 Ave.です。これでは、勝利につながる可能性が低くなります。6日のRaysとの試合でも、8回、3番Teixeiraが2死満塁の場面で、走者一掃の2塁打を放ちましたが、その後、4番のMatsuiが凡退しました。延長10回も、同点のチャンスで、得点圏に走者をおきながら、3、4番が結果を残せなかったのです。

 昨夜、7日のRays戦では、6対6の同点で登板したRiveraが、Career初の連続被弾を浴び、負け投手になりました。この起用には不可解な面がありました。8回にDamonの同点2点本塁打で追いついたYankeesは、9回表、7回から登板したVerasをマウンドに送りましたが、時間稼ぎをしたあとに、Riveraに替えたのです。準備不足に見えたRiveraを送ったことに敗因があった気がします。以前にも指摘しましたが、今シーズンのRiveraは、本人も試合後認めているように、100%の状態ではありません。特に球威が十分でないのです。そのような選手を準備不足で、マウンドに送る監督の采配には疑問が残ります。
 
 さらに、Yankeesにとって大きな問題は、正捕手のPosadaが、4日のRed Sox戦で、控え捕手のMolinaが、昨夜の試合で、走塁中に足を負傷し、ふたりともにDL入りしたことです。特に、Posadaは、昨年の肩の怪我を克服し、好調な滑り出しをしていました。この2人の穴を埋めることは容易ではありません。投手陣にも影響を与える可能性もあり、前途多難といえるでしょう。

 しかし、今日、8日のBaltimoreでのOrioles戦から、A-Rodが復帰する予定です。彼が、チームの悪い流れを変える起爆剤となるか、注目したいところです。
 

4月のメッツ

| コメント(0)
 Metsは、4月を9勝12敗で終えました。ホームでの4月最後の3連戦(対Marlins)は、初戦を先発投手、Maineの好投で制しましたが、残り2戦をブルペンがリードを持ちこたえられず落としました。第2戦は、中継ぎのGreenが4失点、最終戦は、SetupのPutzが2失点で、いずれも勝ちゲームを台無しにしました。特に、最終戦は、エースSantanaの好投(7回、2失点)を、またしても、無駄にしたのです。
 4月の前半、Metsのブルペンは、安定した働きを示しメジャー1番の成績を上げていました。しかし、後半になると、Santana以外の先発陣の不調が影響したのか、失点を重ねる試合が増えました。特に、前半に活躍したGreenとPutzの不安定な投球が気になるところです。先発陣の中では、MaineとPelfreyに復活の兆しが見えてきました。Santanaは防御率1.10と絶好調ですから、先発3人が安定すると、ブルペンは、負担も減り、安定感を取り戻すかもしれません。
 4月に低迷した大きな要因は、Santana以外の先発投手陣の崩壊によるものですが、オフェンスにも大きな問題がありました。チーム打率は、282 Ave.(メジャー4位)と申し分のないものですが、得点圏打率は、252 Ave.で、7回以降のいわゆる"Late Inning Clutch Situation"になると、240 Ave.に落ちてしまいます。4月の最終戦も、11本のヒットを打ちながらも、得点圏では、11打数1安打という状況で、3点しかとれなかったのです。チームリーダーのDavid Wrightは、打率280 Ave.ですが、得点圏では、219 Ave.という成績です。チームとしていかに効率のよい得点をするかが、Mets浮上の鍵を握っています。
 また、GMのOmar Minayaがチームのリーダーシップについて、コメントをしています。Metsには、WrightやReyesのようなリーダーは存在するが、"edge" (激しさ)"meanness" (いやらしさ)を持ち合わせたリーダーが存在しない、というのです。接戦の終盤、得点圏で力を発揮するには、精神的にタフな選手が必要なのかもしれません。
 

4月のヤンキース

| コメント(0)
 Yankeesは、4月を12勝10敗という成績で終え、首位に並ぶ、Red SoxとBlue Jaysを2ゲーム差で追っています。最近の数年間、4月に負け越す年もあり、スロースタートのチームですから、それほど悪い状況ではありません。
 Bostonに3連敗した後、Detroitとの初戦を落とし、負け星が上回りましたが、その後、Yankeesは、Detroitに連勝し、30日のAngelsとの試合も制して、3連勝と波に乗ってきたようです。
 連勝の要因は、先発投手がその役割を果たしていることでしょう。Detroitとの第2戦に先発したPhil Hughesは、不調でDL入りしたWangの穴をしっかりと埋め、6回、無失点という完璧な投球をしました。昨年、開幕からローテーションの一角を任されたものの、力不足と故障により、1勝も上げることなく、メジャーのマウンドから退きました。今シーズン、再起を誓ったHughesは、最強の先発投手陣のバックアップ要員として、3Aで好成績を残しながら、待機していました。特に際立っていたのは、オフシーズンに習得したCutterです。この新たな武器と、93マイルほどの速球と得意の大きく落ちるカーブとを巧みに組み合わせ、昨年とは見違えるような安定感を示しました。この試合を見る限り、立派なローテーション投手です。翌日先発したChamberlainも、本人が認めているようにHughesの好投に刺激され、7回、1失点という力投で、今シーズン初勝利を上げました。球速もこれまでの登板より増し、得意の高速スライダーの切れ味も抜群でした。この若手2人が先発として役割を果たすと、Wangが復活してきた時、ローテーションはどうなるのでしょうか。Yankeesの首脳陣はあまり積極的ではありませんが、Joba Chamberlainをブルペンにもどす案も復活するかもしれません。Jobaの力は、1回限定の方が、より発揮されると評価する人々も多くいるからです。Jobaの役割は、今後1ヶ月の先発としての彼の成績とHughesの活躍次第ということになるでしょう。
 もうひとつ、Jobaの今後に影響を与える問題があります。今シーズン、最も懸念されているブルペンの成績です。守護神Riveraは、Bostonとの初戦で、Bayに2ランホームランを喫してBlown Saveをした後、中4日あけて、Detroitとの第3戦に9回2アウトから登板し、最初の打者、Grandersonに3ランホームランを浴びてしまいました。Riveraの被本塁打数は、年間3−4本です。それを考えると、この時期に2試合連続被弾というのは、極めてまれなことです。9回裏の攻撃を残して、8対1という状況ですから、Riveraの登板はないはずの試合でした。しかし、Albaladejoの不調から、緊急登板となったのです。準備不足の感は否めないですが、Riveraの調子が心配です。翌30日の試合にも9回登板し、難なくセーブを記録しましたが、本来の93マイルのCutterは影を潜めていました。Riveraの調子とともに、Bruneyの穴をうめるSetup Manも確立していない中で、Yankeesは、Jobaの役割を考え直す必要に迫られるかもしれません。
 5月前半には、主砲のA-Rodがラインナップに戻ってくる予定です。怪我の回復状況のみならず、新たなスキャンダルへの対処など、不安材料はありますが、彼の力がYankeesの勝利に貢献することは、誰も否定することはできません。また、例年以上に4月に低迷していたTeixeiraが本来の力を発揮することも期待されます。この2人とともに、4月にチームを牽引したSwisherとCano、安定した力を発揮したJeter、Damon、Posada、後半に力を示し始めたMatsui、予想外の活躍をしたCabreraが不動の打線を組み、"Bronx Bombers"の名に恥じない破壊力を示すと、Yankeesは、ブルペンの不安を一掃し、勝利を重ねていく可能性を秘めています。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.10

September 2014

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

このアーカイブについて

このページには、May 2009に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブはApril 2009です。

次のアーカイブはJune 2009です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。