苦難の6月(メッツ)

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 Metsは、6月に入り、中部地区下位のPiratesに敵地で3連敗という最悪のスタートを切りました。その後、メジャー30球団中最低勝率のNationalsになんとか勝ち越したものの、東地区首位の宿敵Philliesには、負け越し、Subway Seriesを前に、今月、3勝6敗で、Philliesに4ゲーム離されています。
 
 この間、復帰が期待されていたReyesの状態は改善されず、Set-upのPutzはDL入りして肘の手術を受け、彼の今季の復帰は難しい状況です。また、先発のMaineまでもが、昨秋に手術した肩の疲労によりDL入りして、チームはさらに痛手を負ってしまいました。

 Philliesとの3連戦では、初戦、エースのSantanaが、4本のホームランを献上しながらも、熱のこもった投球をして、また、送りバントのサインを無視して自らタイムリーヒットを放つなど、勝利に貢献しました。Santanaは、決して調子がよいとはいえませんでしたが、4本目のホームランを打たれた後、交代を告げるためにマウンドに向かった監督Manuelに対して、"I am a man."と叫び、「自分に任せろ」という強い気持ちを訴えました。Manuelは、それを受け付けませんでしたが、リリーフ投手陣が、Santanaの気迫を受け継ぎ1点差を守って、チームは6対5の勝利をおさめました。
 しかし、その後の2戦は、先発はある程度試合を作りましたが、ブルペンが持ちこたえることができず、延長戦に入り2試合とも相手に決勝ホームランを浴びて、連敗しました。PhilliesとのSeriesでは、3試合ともに接戦で、すべて勝利する可能性がありました。故障者が、微妙に勝敗に影響を与えているかもしれません。

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このページは、RがJune 12, 2009 6:00 PMに書いたブログ記事です。

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