オープニングシリーズ(空席)

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 Yankeesのホーム開幕シリーズでもう一つ話題となったのは、開幕戦を除いた3日間、ネット裏とその両側のダッグアウト背後を占める最もよいセクション(インフィールドから9列目までの25のセクションで、全部で1895席)に空席が目立ったことです。私が球場を訪れた第2戦目、両翼に近い最前列セクションには、ひとりも観客がいませんでした。これらのベストシートが配置されている部分は、"Legends Suite"と呼ばれ、年間シーズンチケットとして販売されたもので、1試合1席、500−2625ドルするプレミアムシートです。ネット裏背後のセクションは、2500−2625ドルに設定されています。今日の経済危機の中で、こうした高額な席が完売することはなく、テレビに最も映るフィールドに近い席がまばらな状態になっています。
 その一方で、"Bleachers"とよばれる外野席は、当日券でも14ドル、そのうち、バックスクリーンとなっているスポーツバーの脇にある視界が妨げられている席は、5ドルに設定されており、連日、満席でした。その他の席を見ると、チケット代の価格が低い、Grand Stand(4階席)、Terrace(3階席)、Main(2階席)は、ほぼ満席状態でした。
 2003年、私が初めてYankee Stadiumを訪れたとき、3塁側の前列から5列目あたりの席が85ドルであったことを記憶しています。その席は、いまや、10倍以上の価格となっています。ベースボールという"National Pastime" は、一般大衆の楽しみのはずですが、YankeesのGameは、その概念から逸脱しているようにも感じられます。

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このページは、RがApril 21, 2009 11:00 PMに書いたブログ記事です。

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