歴史的大敗

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 ホーム開幕第3戦は、Yankeesの屈辱的な敗北となりました。結果は、22対4で、フットボールのスコアを彷彿させるものでした。Indiansは、2回表、先発のWang(1.1回、8失点)とメジャーデビューとなった若手のAnthony Claggett(1.2回、8失点)を相手に、38分に及ぶ猛攻撃で、13安打、3本塁打を浴びせ、14得点をとりました。その時点で勝負ありといえる試合で、観客の中には、席を立つ人もいました。最終的に、Indiansは、25安打、7得点で、22点をとったのです。ホーム開幕戦でも、1イニングで9点をとられ、今回は、14点、Yankeesの投手陣は、一体どうなっているのでしょうか。
 すでに、ブルペンの問題には触れましたが、今日の問題は、先発のWangです。今シーズン、今日を含めた過去3回の成績は、3.2回で7失点、1回で8失点、1.1回で8失点で、通算成績は、6回、23失点、防御率34.50、0勝3敗です。昨年は、シーズン前半で怪我のため退く結果となりましたが、それでも、Wangは、8勝2敗という成績を残しました。その前の2年は、19勝ずつあげ、Yankeesのエースとみなされました。今年は、また、20勝近くの勝ち星を期待されていた投手です。昨年の足の怪我は、完治しているといわれており、本人も体に問題はないといっています。武器であるハードシンカーが低めにおちず、その球速も本来の95マイルに及ばず、90マイル程度にとどまっています。契約上、マイナーリーグに落として調整させるという選択肢もありません。Girardi監督は、「彼を矯正させる」といっていますが、本人は、かなり自信を喪失しているようにも見えます。Wangが本来の姿をみせてくれることを望むばかりです。
 今年の先発投手陣は、メジャー1番といってもよい顔ぶれです。Yankeesは、SabathiaとBurnettを補強し、Pettitteとも再契約をし、Wangの復活とChamberlainの成長を期待しています。しかし、ここまで、安定しているのは、BurnettとPettitteの2人だけです。Sabathiaは、例年、スロースターターですから、徐々に調子が上がると考えられますが、Jobaの先発には、まだ、疑問の余地も残されています。Wangが復活して、4人の最強の先発陣を構成することが、Yankeesのポストシーズン進出に不可欠です。
  

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このページは、RがApril 18, 2009 10:00 PMに書いたブログ記事です。

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