17日のホーム開幕第2戦に行ってきました。Yankeesが初戦の敗北からいかに立ち直るかという興味もありましたが、新球場の内側の様子を見ることが一番の目的でした。GATE 6から入場すると、そこには、"The Great Hall"と名付けられた広く開放感のある通路がありました。Babe Ruthに始まり、伝説的な名選手の写真が映し出されたバナーが左側面の壁に等間隔で飾られていました。外壁を覆っていた現在のスター選手の写真と対照的に、ここでは、Yankeesの伝統が守られているようでした。
GATE 6から前方右側に進むと、外野席に通じるなだらかなスロープがあり、センターバックスクリーンの下に配置されたMonument Parkと新しく創設されたNew York Yankees Museumに通じていました。試合開始2時間前に行ったのですが、長蛇の列を見て、今回は、両施設に行くことを断念しました。そのまま、外野席の方向に進み、後方からスタジアムの全体像をとらえることにしました。「とにかくでかい」というのが、最初の印象です。前のスタジアムよりも63%も大きいそうです。航空写真で、2つの球場を比較すると、大きさの違いは歴然としています。また、センターのバックスクリーン後方に備えられたスクリーンは、旧球場のものの2倍近くあり、とても見やすいものです。
レフトの外野席から3塁側の席(Main Levelと呼ばれる2階席、外野の一部を含む)に進む通路はなく(階段で行くことは可能ですが、試合終了後まで閉鎖されています)、球場内を一周できないのは不便でした。最近の新しい球場は、どこでも、球場内を巡ることが可能で、全体像を把握するには、とても便利な構造となっています。
そこで、GATE 6に戻り、Great Hallの前方からField Levelに進み、ホームプレート側から球場全体を見渡しました。レフト後方の頂きにある"YANKEE STADIUM"の青い文字が鮮明でした。バックスクリーンは、黒いガラス板で覆われ、その内側には、スポーツバーがあります。そこから、試合中、バックスクリーン直撃弾を見ることができたら、とてもスリリングな体験となるでしょう。
私の席は、Main Levelのレフトポール後方にありました。ホームランボールを期待できる場所でしたが、残念ながら、大飛球に恵まれませんでした。しかし、試合は、Yankeesが5本のソロホームランで勝利(6対5)をおさめました。特に、5対5の8回裏に、"Captain Clutch"という名がつくほどチャンスに強く、一番人気のJeterがライトスタンドに決勝ホームランを放ったときは、球場全体がおおいに盛り上がりました。新球場でのYankees初勝利に立ち会うことができて、とても充実した一日でした。
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