後半戦好スタート(ヤンキース)

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 Yankeesは、後半戦に入り8連勝という最高のスタートを切り、ホームスタンドで9勝1敗、その後、ロードに出てRaysに2勝1敗、White Soxとの4連戦で3連敗しましたが、最終戦に勝利した後、Blue Jaysとの2連戦をSweepして、ロードを5勝4敗で終えました。この間、3ゲーム差で首位を走っていたRed Soxが予想外に失速(7勝10敗)して、Yankeesは、逆に、2.5ゲーム差をつけて、2位のRed SoxをYankee Stadiumで迎え入れることになりました。

 Yankeesが好調な要因は、紛れもなく、先発陣の安定した投球です。後半戦19試合で、先発投手が5回を投げきることができなかったのは、わずかに3試合です。6回を3失点以内に抑えたQuality Startをしたのは、11試合でした。エースのSabathiaとBurnettは、それぞれ、持ち前の力を発揮しました。特に心配されたJobaは、All-star Breakでの気分転換が功を奏したのか、3試合で3勝、21.2回を投げて失点2という完璧な投球をしました。また、同じく不安視されていたPettitteも、4試合で26.2回を投げて失点8という安定した投球をしました。その内で、4失点を記録した試合では、自らが残した3人のランナーをブルペンがすべてかえした3失点でした。この満塁のピンチにおける交替は、疑問が残るもので、この3失点がなければ、ほぼ完璧に近い内容でした。Wangの代役としてローテーションに加わったMitreは、4試合で、5.2回4失点、5回4失点、3回5失点、4.1回3失点という成績で、決してよいものではありませんが、その内、3試合は、チームが勝利を収めました。最低限、試合をつくることができたということでしょう。
 ブルペンもチームの躍進に大きく貢献しました。特に、序盤の7連勝中は、すべて3点差以内の接戦で、その間でも、2対1という僅差のゲームが3試合続きました。特に目立った活躍をしたのは、Hughesです。この間、4試合で6回を投げ、失点なしの好投をして、メジャー初セーブも記録しました。

 このような好調の波に乗って7月を18勝9敗で終えたYankeesは、31日のNon-waiver Trade Deadlineまでに、特に目立った動きを見せませんでした。Utility Playerとして、RedsからJerry Hairston, Jr.を獲得しただけでした。Hairstonは、一塁以外の内外野、どこでも守ることができ、機動力を発揮できる貴重な戦力です。その後、Yankeesは、8月6日に、PadresからChad Gaudin投手を獲得しましたが、今シーズン、4勝10敗という成績の先発投手が、どれほどチームに貢献できるか疑問が残ります。

 後半戦、好調なスタートを切ったYankeesですが、不安材料がないわけではありません。そのひとつは、好調なJobaの投球回数制限です。多くのチームが、初めて1年間ローテーションを任せた若い先発投手を怪我から守るために、通常の200イニングよりも少ない投球回数を想定しています。Jobaの場合は、150−160イニングといわれています。これまで、すでに110.2回を投げていますから、1試合6回で計算すると、残りの先発回数は、7−8回となります。55試合を残しているYankeesは、ローテーション投手に後11回の先発を期待していることになります。Jobaの先発をいかに減らし、誰がその役割を担うか、大きな課題です。
 また、先発5番手、Mitreが今後もローテーションを守ることができるか、甚だ疑問です。Gaudinがその代役となるのか、あるいは、3Aから誰かを上げてくるのか、今後、首脳陣を悩ますことになるでしょう。
 
 

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このページは、RがAugust 6, 2009 3:00 PMに書いたブログ記事です。

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