ジャッキーロビンソンデイ

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 15日、Metsのホーム開幕第2戦に行ってきました。この日は、62年前、人種の壁を乗り越え、アフリカ系として初のメジャーリーガーとなったBrooklyn Dodgersに所属していた故Jackie Robinsonの偉業をたたえる日です。今年から、メジャー全球団の選手、コーチ、監督全員が、全球団共通の永久欠番となっているJackieの背番号42番をつけてプレーしました。試合前には、Jackieの未亡人、Rachel Robinsonが、Metsの監督、Jerry Manuelのエスコートのもとにフィールドに現れ、スピーチをしました。彼女の前には、Jackie Robinson Foundationから支援を得て大学に行った9人の奨学生が輪をつくって並び、Jackieが大切にした9つの価値観:Courage, Excellence, Persistence, Justice, Teamwork, Commitment, Citizenship, Determination and Integrityを提示しました。そして、Jackieが活躍した姿が巨大なスクリーンに映し出され、観客がそろって、特別な日を祝いました。
 Citi Fieldの正面は、レンガ色の円形の建物となっています。その部分は、Jackie Robinson Rotundaと名付けられていて、彼の偉業をたたえ、栄誉を与える場所となっています。Metsは、New Yorkを去ったDodgersとGiantsの後を引き継いだ球団という意識があり、特に、Brooklynで少年時代を過ごしたオーナーのFred Wilponは、Ebetts FieldのRotundaに思い入れが強く、それを新球場で再現することを望みました。その円形ホールをBrooklyn Dodgersの偉大な選手であったJackieに捧げたのです。そこには、彼が最も大切にしている言葉、"A life is not important except in the impact it has on other lives." が、9つの大切な価値観とともに、円形の窓枠に刻まれています。また、真っ青なドジャーブルーの色で表現された42番をかたどったモニュメントが置かれています。まさに、Jackieを讃えるMuseumといえる場所です。Jackie Robinson Dayを祝うのに、これほどふさわしい場所はないでしょう。
 Citi Fieldは、球場内を一周できる構造となっており、特に、センターの背後に大きなスペースをとって、フードコートと子供が楽しめる場所を提供しています。ファン・フレンドリーな球場といえるでしょう。また、57343人を収容したShea Stadiumから大幅に縮小し、新球場は、42000人収容のBallparkにしました。観客により身近な感覚で試合を楽しんでもらうためです。Citi Fieldは、とても親しみやすい、美しい球場です。
 この日の試合は、7対2でMetsがPadresを降し、新球場の初勝利をおさめました。特別な日に、歴史的な勝利を上げ、ファンはとても盛り上がっていました。
 

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このページは、RがApril 16, 2009 1:00 AMに書いたブログ記事です。

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