今年のMLBがついに開幕しました。Yankeesは、6日ボルティモアで、Oriolesと対戦。エース、Sabathiaをマウンドに送り、DL入りのA-Rodを除いて、ベストのラインナップで望みました。結果は、10対5の敗戦。試合は、Sabathiaが4.1回で6点を奪われるという予想外の展開となりました。球威(速球は90マイル程度)も制球力も欠いたエースには、本来の姿がみられませんでした。しかし、Yankeesに勝つチャンスが全くなかったわけではありません。継投の失敗が致命傷であったといえます。3番手の左投手、若手のPhil Cokeを6回途中から8回まで投げさせたことに疑問が残ります。明らかに、3イニング目は、力が衰えているようでした。8回のCokeの2失点がゲームを決めたといえるでしょう。Yankeesの今年の課題は、ブルペンです。手術をした抑えのRiveraも心配ですが、セットアップが確立していません。Bruney(Cokeを継いで2失点)、Veras、あるいは、左のMarteを併用するようですが、頼りない気がします。その前を任されるCoke、 AlbaladejoとRamirez。Cokeは、昨年中継ぎとしてかなり活躍しましたが、まだまだ経験不足です。Albaladehoは、未知数です。チェンジアップを武器とするRamirezは、好不調が極端です。試合結果をみると、Sabathiaの不調がすべてのように見えますが、継投をうまくしていれば、6対5のまま、終盤に流れを呼び込むことが出来た気がします。
September 2014
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